以下のメソッドを使用すると、テキストおよびビットマップ値を Windows クリップボードから、または Windows クリップボードへコピーできます。
これらのメソッドは、3ds Max 2008 以降で使用可能です。
従来、Avguard 機能拡張として提供されていた機能です。
getclipboardText()
setclipboardText <string>
Windows のクリップボードにあるテキスト文字列を取得/設定します。getclipboardText()
は、文字列値を返します。クリップボードに文字列が入っていなかった場合は、undefined を返します。setclipboardText()
は、文字列をクリップボードに正しくコピーできた場合は true、失敗した場合は整数のエラー コードを返します。エラー コードの意味は以下のとおりです。
-1:メモリを割り当てることができませんでした。
-2:クリップボードを開くことができませんでした。
-3:クリップボードをクリアできませんでした。
-4:クリップボードを設定できませんでした。
setclipboardBitmap <bitmap>
getclipboardBitmap()
Windows のクリップボードにあるビットマップを取得/設定します。getclipboardBitmap()
はビットマップ値を返します。クリップボード内にビットマップがない場合は undefined を返します。setclipboardBitmap()
は、ビットマップをクリップボードに正しくコピーできた場合は true、失敗した場合は整数のエラー コードを返します。エラー コードの意味は以下のとおりです。
-1:メモリを割り当てることができませんでした。
-2:クリップボードを開くことができませんでした。
-3:クリップボードをクリアできませんでした。
-4:クリップボードを設定できませんでした。
例
( local str = "Sorry For The Inconveniences!" retCode = setclipboardText str format "Return Code: %\n" retCode local result = getclipboardText() if (result != str) then throw "Clipboard functions didn't work" else format "%\n" result local bm1 = bitmap 100 100 color:red retCode = setclipboardBitmap bm1 format "Return Code: %\n" retCode local bm2 = getclipboardBitmap() display bm2 OK )