スクリプト TrackViewUtility プラグインを宣言するには、<superclass>
を TrackViewUtility
として指定します。このプラグインは、TrackView 内のトラックやキーを操作するための新しいユーティリティを実装するために使用されます。UI は、それぞれの TrackView の子として登録することができます。
例:
plugin TrackViewUtility KeyValueUtility name:"Current Value Editor" category:"Scripted TV Utilities" classID:#(0x57088e0e, 0x50b6e750) ( -- Body of Plug-in here... )
イベント ハンドラ:
次のイベント ハンドラが、スクリプト TrackViewUtility プラグインによって実装できます。
on trackSelectionChanged do
このハンドラは、トラック選択が変更されるたびに呼び出されます。
on nodeSelectionChanged do
このハンドラは、ノード選択が変更されるたびに呼び出されます。
on keySelectionChanged do
このハンドラは、キー選択が変更されるたびに呼び出されます。
on timeSelectionChanged do
このハンドラは、時間選択が変更されるたびに呼び出されます。
on MajorModeChanged do
このハンドラは、トラック ビュー モードが変更されるたびに呼び出されます。
on TrackListChanged do
このハンドラは、トラック リストが変更されるたびに呼び出されます。
on TrackViewClosed do
このハンドラは、トラック ビューが閉じられるたびに呼び出されます。これを使用して、プラグインを閉じる前にクリーンアップ作業が実行できます。
on Init <value> do
このハンドラは、TrackViewUtility プラグインが初期化されるたびに呼び出されます。これを使用して、プラグインを開く前に初期化作業が実行できます。戻り値には、TrackViewUtility プラグインの呼び出し元である親のトラック ビューが格納されています。この値を使用して、TrackView のハンドルを取得し、そのトラック ビューの子としてユーティリティのダイアログ ボックスを登録できます。
例:
on Init val do ( --Create a dialog from the Rollout, make it child of the Track View createDialog valueRollout parent:(val.ui.hwnd) --Register the dialog as Dialog Bar, make it child of the Track View cui.registerDialogBar valueRollout parent:val.ui.hwnd )
on filterAnim <anim>subAnim <anim>client <index>index do
このハンドラは、トラック ビューに表示されるすべてのオブジェクトに対して呼び出されます。引数が 3 つあります。表示される subAnim オブジェクト、そのクライアント(親オブジェクト)、およびクライアント内のインデックスです。
このハンドラは以下の値を返します。
#skip - トラックビュー トラックは抽出され、表示されません。
#add - トラックビュー トラックは表示されます。