タイマ コントロールは、設定された間隔でティック イベントを生成します。タイマは、コントロールが表示されないという点で、他のユーザ インタフェース項目とは異なります。タイマを使用することにより、アニメーションをロールアウトで再生したり、続行する前に特定の条件やイベントを確認したり、nag/スプラッシュ画面を表示したりするなど、ユーザの操作なしでユーザ インタフェースを操作したり、アニメートしたり、または変更したりできます。
構文は次のようになります。
timer <name> [interval:<number>] [active:<boolean>]
例:
rollout test "Test Timer" ( timer clock "testClock" interval:1000 --tick once a second label test"1" on clock tick do ( valUp = (test.text as integer)+1 test.text = valUp as string ) ) createDialog test
パラメータ
interval:
ティック イベント間をミリ秒単位で指定する整数値です。既定値は 1000 (1 秒)です。
active:
タイマがティック イベントを送信するかどうか指定します。既定値は true
です。
プロパティ:
<timer>.interval Integer
ティック イベント間をミリ秒単位で指定する整数値です。
<timer>.active Boolean
タイマがティック イベントを送信するか(true
)、または送信しないか(false
)を指定します。初めて true
に設定すると、最初のティック イベントが interval
ミリ秒で生成されます。
<timer>.ticks Integer
.ticks
と呼ばれる新しい読み込み/書き込みプロパティが追加されました。タイマの「ティック」ごとに 1 ずつ増加します。取得と設定のどちらもできます。
イベント
on <timer> tick do <expr>
タイマがティックするときに呼び出されます。