カスタム ファイル ストリーム

3ds Max シーン ファイルには、ファイルと一緒に保持されるカスタム ユーザ データを保存する機能があります。3ds Max 2019 以降で使用可能です。 MAXScript では、この機能は CustomFileStream および CustomSceneStreamManager インタフェースで公開されます。CustomSceneStreamManager は、ロード時に現在の 3ds Max シーン ファイルから永続的なすべての CustomFileStream オブジェクトをロードしてキャッシュし、ファイルを保存するときに保存します(いくつか例外があります。詳細については、「CustomSceneStreamManager」トピックの「フラグ値」を参照してください)。CustomFileStream オブジェクトは、最大 31 文字の大文字と小文字を区別する名前で識別されます。

CustomFileStream インタフェースを使用すると、他の(現在ロードされていない) 3ds Max シーン ファイル内のデータ ストリームをクエリして、書き込むことができます。

注: カスタム ファイル ストリーム機能は、3ds Max SDK で公開されますが、3ds Max のコンポーネントには依存しません。これは、3ds Max シーン ファイルに対してカスタム データの読み取りと書き込みを行うアプリケーションを、3ds Max に依存しないで記述できることを意味します。MAXScript の公開は、3ds Max に依存しません。