抑制モード

抑制モードでは、新しい既定値のアクション システムに参加しているダイアログ ボックスが抑制され、ユーザ定義のアクションが代わりに実行されます。

指定可能なアクションは、#logmsg#logToFile、および #abort です。また、ビットがイベント ID 固有のアクションを指定する整数値を指定することもできます。

#default アクション オプションが 3ds Max 8 以降で使用できるようになりました。#default を指定すると、現在の defaultAction コンテキスト状態が使用され、特別に指定されない限り、抑制モード既定値はオフになっています。

抑制モードが設定されたのにイベント用のアクションが指定されなかった場合、通常、既定値のアクションはログ ファイルに記録され、続行されます。

メソッド:

<boolean>GetQuietMode()     

抑制モードが設定されたか、3ds Max がネットワーク レンダリング モードにある場合、true を返します。

<boolean>SetQuietMode <boolean>   

抑制モードをオンまたはオフに設定します。 前のモードの値を返します。

既定値のアクション システムを使用する MAXScript メソッドの構文は、次のとおりです。

レンダリング:

quiet: <boolean>

true の場合、参加のダイアログ ボックスが表示されません。

以前のバージョンでは、既定値は false でした。 3ds Max 8 以降 では、既定値は現在の抑制モードになりました。

missingExtFilesAction: <actions>

見つからない外部ファイルに対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingExtFilesList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない外部ファイルの名前の配列によって参照変数が入力されます。

missingUVWAction: <actions>

見つからない UVW に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingUVWList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからないマップ チャネルおよびノード名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。

unsupportedRenderEffectAction: <actions>

サポートされていないレンダリング効果に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。3ds Max 8 以降 で使用可能です。

unsupportedRenderEffectList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、サポートされていないレンダリング効果名の配列によって参照変数が入力されます。3ds Max 8 以降 で使用可能です。

loadMaxFile:、fetchMaxFile:

quiet: <boolean>

true の場合、参加のダイアログ ボックスが表示されません。

以前のバージョンでは、既定値は false でした。 3ds Max 8 以降 では、既定値は現在の抑制モードになりました。

missingExtFilesAction: <actions>

見つからない外部ファイルに対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingExtFilesList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない外部ファイルの名前の配列によって参照変数が入力されます。

missingDLLsAction: <actions>

見つからない DLL に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingDLLsList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない DLL ファイルとクラス名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。

missingXRefsAction: <actions>

見つからない Xref に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingXRefsList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない外部参照ファイルと外部参照オブジェクト名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。

mergeMaxFile:

quiet: <boolean>

true の場合、参加のダイアログ ボックスが表示されません。

以前のバージョンでは、既定値は false でした。 3ds Max 8 以降 では、既定値は現在の抑制モードになりました。

missingDLLsAction: <actions>

見つからない DLL に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingDLLsList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない DLL ファイルとクラス名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。

missingExtFilesAction: <actions>

見つからない外部ファイルに対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。3ds Max 8 以降 で使用可能です。

missingExtFilesList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない外部ファイルの名前の配列によって参照変数が入力されます。 3ds Max 8 以降 で使用可能です。

missingXRefsAction: <actions>

見つからない Xref に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。3ds Max 8 以降 で使用可能です。

missingXRefsList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない外部参照ファイルと外部参照オブジェクト名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。3ds Max 8 以降 で使用可能です。

getMAXFileObjectNames:

quiet: <boolean>

true の場合、参加のダイアログ ボックスが表示されません。

以前のバージョンでは、既定値は false でした。 3ds Max 8 以降 では、既定値は現在の抑制モードになりました。

missingDLLsAction: <actions>

見つからない DLL に対して実行されるアクション。<actions> は、#logmsg#logToFile#abort#default、および/または整数、あるいはこれらの 1 つ以上の項目の配列です。

missingDLLsList: &variable

#logmsg がアクションに指定された場合、見つからない DLL ファイルとクラス名を含む文字列の配列によって参照変数が入力されます。

例:

    val = undefined
    loadmaxfile "apollo.max" missingExtFilesList:&val missingExtFilesAction:#logmsg quiet:true
    val
    val = undefined
    render missingExtFilesList:&val missingExtFilesAction:#(#logmsg,#abort) quiet:true
    val

見つからない外部ファイルが存在する場合、[見つからない外部ファイル]ダイアログ ボックスが表示されずににシーンがロードされ、val には見つからないファイル名の配列が含まれることになります。シーンはレンダリングされず(#abort オプションが指定されているため)、val には見つからないファイル名の配列が含まれることになります。