シーンを別名で保存オプション(Save Scene As Options)

ファイル > シーンを別名で保存(File > Save Scene As)を選択、または[Ctrl]+Shift]+[S]を押したときの動作を設定するには、これらのオプションを使用します。「シーンファイルの作成、オープン、保存を行う」も参照してください。

一般オプション(General Options)

ファイルタイプ(File Type): ファイルタイプを mayaBinary または mayaAscii に設定します。既定値は mayaAscii です。

注: Maya 2014 からは、mayaBinary(.mb)ファイルフォーマットは 64 ビットインデックスを使用します。.mb ファイルとして保存されたシーンは、以前のバージョンの Maya との互換性がありません。
既定のファイル拡張子(Default File Extensions): Maya ASCII ファイル名にファイル拡張子 .ma を、Maya Binary ファイル名に .mb を追加します。

3D ペイントテクスチャオプション(3D Paint Texture Options)

テクスチャマップのコピー(Copy texture maps): シーンを保存するときに 3D ペイントツール(3D Paint Tool)で作成したファイルテクスチャが保存される方法を定義できます。

常時(Always): 保存するシーンのバージョンによって、異なるバージョンのファイルテクスチャを保存します。ファイルテクスチャのさまざまな反復またはバージョンを扱う場合に、この設定を使用します。
リファレンスでない場合(Unless referenced): ペイントされたキャラクタが参照されない場合にのみ、ファイルテクスチャを保存します。このオプションを選択していると、シーンを別名で保存しても、リファレンスファイルからファイルテクスチャが使用されます。キャラクタが参照されず、このオプションを選択してシーンのコピーを保存すると、ファイルテクスチャのコピーが作成されます。
常にオフ(Never): 新しいファイルテクスチャを保存しません。ファイルテクスチャを変更する予定がなく、シーンを別名で保存するときにも保存したファイルテクスチャを使い続ける場合には、この設定を使用します。これにより、テクスチャのコピーが複数蓄積することを防ぐことができます。

ディスクキャッシュオプション(Disk Cache Options)

このオプションはジグルデフォーマに適用されます。DG ノードとして実装され、ファイルの保存時に更新されるジグルデフォーマは、ディスクキャッシュを必要とします。

常時(Always): 最初にシーンを保存したり別名で保存するときに、ジグルのディスクキャッシュファイルのコピーを作成します。キャッシュファイル名は、シーンファイル名に対応します。これが既定の設定です。
常にオフ(Never): ジグルのディスクキャッシュファイルのコピーを保存しません。コピーが作成されたりディスクスペースに保存されたりしないようにする場合に、このオプションを使用します。

注:
プロジェクトウィンドウ(Project Window)には、プロジェクトの主な場所(Primary Project Locations)のリストにある、ディスクキャッシュ(Disk Cache)オプションが含まれます。このオプションにより、ジグルデフォーマのキャッシュファイルを保存する既定の位置を設定することができます。

リファレンスオプション(Referencing options)

ロックファイル(Lock File): ファイルが他のシーンファイルから参照されるときに編集されないようにします。

ファイルタイプ特有のオプション(File Type Specific Options)

ノードのアトリビュートにフルネームを使用(Use Full Names for Attributes on Nodes): ノードアトリビュートのフルネームを表示します。

サムネイル/プレイブラストのオプション

これらは、シーンを保存オプション(Save Scene Options)と同じです。これらのオプションの使用の詳細については、「シーンファイルのサムネイルとプレイブラストを作成」を参照してください。

関連項目