選択スタイルでは、シーン内のコンポーネントを選択する方法を指定します。Maya にはセレクション ボックス(Marquee)とドラッグ(Drag)という 2 つの選択スタイルがあります。選択スタイルはツール設定(Tool Settings) (選択ツール アイコン をダブルクリック)またはモデリング ツールキット(Modeling Toolkit)ウィンドウで設定できます。
セレクション ボックス選択
セレクション ボックス(Marquee)選択では、選択するコンポーネント上に長方形のボックスを描画します。セレクション ボックスをドラッグし、次に、[Alt]キーを押しながら新しい位置にドラッグすることで、セレクション ボックス選択をインタラクティブに調整することができます。
注: [Tab]を使用して、2 つの選択スタイルをすばやく切り替えることができます。セレクション ボックス選択後、[Tab]を押したままにすると、一時的に[Tab]
ドラッグによる選択が有効になり、既存のセレクション ボックスの選択項目にコンポーネントを素早く追加したり削除できるようになります。「
ドラッグ選択を使用して選択ボックスのサイズを変更する」を参照してください。
ドラッグ選択
ドラッグ(Drag)選択は、ペイント選択からブラシ サイズを除いたようなものです。この選択スタイルでは、選択するコンポーネントの上にカーソルをドラッグすることができます。
ドラッグ(Drag)選択でも、頂点にカーソルが触れていなくても頂点を選択することができ、すばやく簡単に選択できます。既定では、Maya の事前選択ハイライトおよび
ドラッグ(Drag)選択はカーソルに最も近いコンポーネントをハイライトします。