遮断されていないコンポーネントだけを選択する

既定では、ドラッグ選択によりマウスの下にあるすべてのコンポーネントが選択されます。これはビューで非表示のコンポーネントも選択項目に含まれるため、シェーディング モードでシーンを表示している場合には問題が発生することがあります。

カメラ ベースの選択範囲(Camera based selection)を使用すると、カメラに写るコンポーネントのみを選択することができます。これにより、確認できていないコンポーネントを誤って選択してしまうことがなくなります。

遮断されていないコンポーネントだけを選択するには

  1. 次のいずれかを実行します。
    • 選択項目(Selection)プリファレンス(ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス > 選択項目(Windows > Settings/Preferences > Preferences > Selection))でカメラ ベースの選択範囲(Camera based selection)をオンにします。

      これは、すべてのトランスフォーム ツールについてカメラ ベースの選択範囲をオンにする、グローバル プリファレンスです。

    • いずれかのトランスフォーム ツールがアクティブのときに、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)共通の選択範囲オプション(Common Selection Options)カメラ ベースの選択範囲(Camera based selection)をオンにします。
  2. シーン内のオブジェクトを選択します。

    Maya では、カメラの視点からその他のコンポーネントによって遮断されていないコンポーネントのみが選択されます。

また、選択(Selection)プリファレンス、共通の選択範囲オプション(Common Selection Options)、またはモデリング ツールキット(Modeling Toolkit)で、自動カメラベース選択(Automatic Camera based selection)オプションを使用すると、シェーディング モードでシーンを表示するときにはカメラ ベースの選択範囲(Camera based selection)が自動的にオンにされ、ワイヤフレームまたは X 線モードで表示するときには自動的にオフにされます。