検索(Search)フィールドを使用すると、Maya で探したいものを簡単に見つけることができます。検索条件に基づいて項目が一覧に表示されます。この一覧から項目を選択したり、直接実行することができます。次のものを検索できます。
- メニュー
- ツール
- シーン オブジェクト
- MEL または Python コマンド
検索する機能の正確な名前が分からなくても、Maya は入力された検索条件に基づいて推測し、関連する項目を表示します。
メニュー、ツール、コマンドを検索するには
- ツール ボックスにある検索アイコン()をクリックするか、[Ctrl]+[F]を押して検索(Search)フィールドを開きます。
- (オプション)検索フィールドの左側にあるモード ボタンをクリックして適切なモードに切り替えます。
- メニューやツールを検索する場合は、検索モード()
- シーン内のオブジェクトを検索する場合は、選択(Select)モード()
- Python コマンドを検索する場合は、Python モード()
- MEL コマンドを検索する場合は、MEL モード()
[Ctrl]+[F]を使用して、モードを切り替えることもできます。
注: 検索(Search)を別のホットキーにマッピングし直すと、カスタム ホットキーを使用して循環させることができますが、選択したホットキーで[Ctrl]や[Alt]などの修飾キーを使用できる場合に限ります。
- 検索フィールドに文字を入力します。
- コマンド、メニュー、ツールを直接表す名前、またはそれに関連するキーワード(XGen に関するものを検索する場合は「hair」、Bifrost や BOSS に関するものを検索する場合は「Water」など)の文字を入力します。
- MEL または Python モードでは、検索(Search)フィールドから直接、特定のコマンドまたは一連のコマンドを実行できます(「polyCube -w 20; polyBevel;」と入力した場合、幅が 20 でベベルが付いたポリゴン立方体が作成されます)。
- 検索(Search)モードでは、検索用語の先頭に「=」を付ける(または検索バーにエントリを入力してタブを押す)ことで正規表現モードを使用することができます。
- 選択(Select)モードでは、検索用語に「/」を付けることで、特定のノード タイプを検索することもできます(たとえば、「/camera/」と検索するとシーン内のすべてのカメラのリストが返され、「/camera/persp」と検索すると具体的なパース カメラが返されます)。これを正規表現モードと組み合わせることもできます。
フィールドにテキストを入力すると、Maya は完全一致と同義語の両方の一致結果を自動的に表示します。複数の単語を入力した場合、各単語と一致する単語が検索されます(たとえば、「co br」と入力すると「Content Browser」や「Comb Brush」などの結果がすべて返されます)。
- コマンドを選択して実行するか、結果でハイライト表示されている状態で[Enter]を押します。
- それぞれの検索結果でオプション ボックスをクリックすると、メニューやツールの設定にアクセスできます。
- 検索結果の右側にある i アイコンをクリックすると、さらにヘルプが表示されます。
- 検索(Search)フィールドを閉じずにコマンドを実行する場合は、[Ctrl]を押しながらクリックするか、ハイライト表示されている状態で[Ctrl]+[Enter]を押します。この操作は、コマンドを複数回実行する場合に便利です。
注: 既定では、検索(Search)を起動すると、検索フィールドに何も入力しなくても、最近検索した 6 つのコマンドが自動的に表示されます。
検索結果をタグでフィルタする
タグを使用して、検索後に表示される結果を絞り込むことができます。
結果をフィルタするには
- [Ctrl]+[F]を押して、検索(Search)フィールドを開きます。
- 検索フィールドの右側にあるタグ ボタン()をクリックします(または「:」を押します)。
- 含めるタグをクリックします。
検索バーでタグをクリックすると、検索からタグを削除できます。