オブジェクトのアトリビュート値を一致させる

1 つ以上のターゲット オブジェクトのアトリビュート値と、複数の異なる方法で選択されたソース オブジェクトのアトリビュート値を一致させることができます。

ターゲット オブジェクトとソース オブジェクトの基本的な変換値を一致させるには

  1. シーンのターゲット オブジェクトを選択します。
  2. [Shift]キーを押しながらソース オブジェクトを最後に選択します。
  3. 修正 > 変換と一致(Modify > Match Transformations)に移動し、一致させる変換のタイプを選択します。

ソース オブジェクトからターゲット オブジェクトにアトリビュート値の一般的な選択項目または特定の選択項目を転送するには

  1. シーンのソース オブジェクトを選択します。
  2. [Shift]キーを押しながらターゲット オブジェクトを選択します。
  3. (オプション)チャネル ボックス(Channel Box)で転送する特定のアトリビュートを選択します。
  4. 編集 > アトリビュート値の転送(Edit > Transfer Attribute Values) > を選択してアトリビュート値の転送オプション(Transfer Attribute Values Options)を設定します。
  5. 必要に応じてオプションを設定したら、適用(Apply)または適用して閉じる(Apply and Close)をクリックします。

アトリビュート値の転送例

編集 > アトリビュート値の転送(Edit > Transfer Attribute Values)コマンドを使用すると、基本的な変換値以外も転送できます。また、このコマンドを使用して、同一名のアトリビュートと入出力接続も転送できます。

たとえば、この設定メニューの値(Values)オプションを使用すると、ソース オブジェクトからターゲット オブジェクトに同一名のアトリビュートをすべてコピーできます。次に、値(Values)がオンである場合に、スケール アトリビュートを矢印から円柱にコピーする例を示します。値(Values)がオフの場合には、円柱はオリジナルのサイズのままです。

注: 円柱の回転と移動は、値(Values)のオン/オフに関係なく、矢印に従います。これは、入力接続(In connections)オプションがオンの状態で、これらのアトリビュートがカーブに接続されているためです。

入力接続(In connections)オプションを使用すると、ソース ノードからターゲット ノードへの受信接続をすべて複製または転送できるようになります。これは、あるオブジェクトから別のオブジェクトにアニメーションを個別にコピーまたは転送する場合に便利です。相違点は次の例に示すとおりです。

受信接続とは異なり、出力接続は転送のみ可能です。

関連項目