ブラインド データをポリゴンに追加する前に、テンプレートを使用して情報を構造化する方法を設定する必要があります。テンプレートは、アトリビュートとプリセットのリストです。
新しいテンプレートを定義するには
- コマンド ラインまたはスクリプト エディタ(Script Editor)で MEL コマンド blindDataEditor を入力します。
ブラインド データ エディタ(Blind Data Editor)ウィンドウが表示されます。
- タイプ エディタ(Type Editor)タブをクリックします。
- 左側にあるリストの下の新規(New)ボタンをクリックします。表示するためにはウィンドウのサイズ変更が必要になる場合もあります。
- テンプレートの ID 番号と名前(Name)を入力し、関連タイプ(Association Type)をこのテンプレートが関連付けられているコンポーネントタイプ(または任意(Any))に設定します。
- テンプレートに最初のアトリビュートのロング ネーム(Long Name)、ショート ネーム(Short Name)、データ型(Data Type)を入力します。
- アトリビュートを追加したい場合は、新規アトリビュート(New Attr)ボタンをクリックしてフィールドを追加します。
- プリセットを定義することができます。プリセットは、あらかじめ定義された値を各アトリビュートにロードします。任意のプリセットを作成したい場合は、新規プリセット(New Preset)ボタンをクリックします。プリセット名(Preset name)と各アトリビュートの値を入力します。
- 左側にあるリストの下の保存(Save)ボタンをクリックします。
注:
ブラインド データ エディタ(Blind Data Editor)に新しいブラインド データ タイプを入力して保存(Save)を実行しても新しいデータ タイプが保存されない場合(かつ、複製 ID などデータ タイプが無効であることを示すエラー メッセージが表示されていない場合)、既存のデータ タイプを選択して保存(Save)を押し、新規(New)を再度実行して新しいデータ タイプを入力してください。以前の編集が不完全な状態で終了したために、ブラインド データ エディタの動作に混乱が生じている可能性があります。
既存のテンプレートを編集するには
- コマンド ラインまたはスクリプト エディタ(Script Editor)で MEL コマンド blindDataEditor を入力します。
ブラインド データ エディタ(Blind Data Editor)ウィンドウが表示されます。
- タイプ エディタ(Type Editor)タブをクリックします。
- 左側のリストにあるテンプレートの名前をクリックします。
- フィールドを編集して、テンプレートの名前(Name)、関連タイプ(Association type)、自由設定(Free Set)値を変更します。新しいプリセットを定義して追加することもできます。
テンプレートをテンプレート ファイルに保存することができます。同じテンプレートを複数のシーンで使用するような場合は、テンプレートを書き出すと便利です。
テンプレートをファイルに書き出すには
- コマンド ラインまたはスクリプト エディタ(Script Editor)で MEL コマンド blindDataEditor を入力します。
ブラインド データ エディタ(Blind Data Editor)ウィンドウが表示されます。
- タイプ エディタ(Type Editor)タブをクリックします。
- 左側にあるリストの下の書き出し(Export)ボタンをクリックします。
テンプレートをテキスト ファイルに保存することができます。次のような場合に操作を行うと効果的です。
- テンプレート情報を、プログラム構造のような他のフォームに変換する場合。
- テンプレートを、レベル設計者などの他の人に見せる場合。
テンプレートをテキスト ファイルに書き出すには
- コマンド ラインまたはスクリプト エディタ(Script Editor)で MEL コマンド blindDataEditor を入力します。
ブラインド データ エディタ(Blind Data Editor)ウィンドウが表示されます。
- タイプ エディタ(Type Editor)タブをクリックします。
- 左側にあるリストの下のテキスト ダンプ(Text Dump)ボタンをクリックします。