カーブ > アタッチ(Curves > Attach)を選択したときの動作を設定するには、次のオプションを使用します。
2 つのカーブが結合される点の形状を選択します。
カーブの結合部は最小曲率のスムージングで結合されます。
ブレンドのバイアス(Blend Bias)の値に基づいて結合部の曲率をスムーズにします。
維持(Keep)を選択すると、結合部に多重ノットが作成されます。これにより、結合部の曲率の連続性をなくすことができます。
除去(Remove)を選択すると、結合部の多重ノットが除去されます。これにより、結合部の曲率がスムーズになります。
結合部の連続性を調整します。
このオプションは、ブレンド(Blend)オプションを使用するときにのみ有効です。ノットの挿入(Insert Knot)をパラメータの挿入(Insert Parameter)の値と共に使用して、ブレンド領域とオリジナル カーブをより密接に調和させることができます。
このオプションは、オリジナル カーブが正確に位置合わせされていなくて(互いに角度を持って並び)、それぞれ結合部に最も近い 2 つのノットが離れている場合に非常に有効です。
ノットの挿入(Insert Knot)を使用すると、結合部付近に 2 つのノットが作成されます。ノットの位置は、オリジナル カーブの結合ポイントから 1 スパン以内になります。作成されるノットの位置は、パラメータの挿入(Insert Parameter)の値で調整することができます。
ノットの挿入(Insert Knot)をオンにする際に、追加されるノットの位置を調整します。値が 0 に近いほど(ただし 0 にならなければ)、ブレンド シェイプは結合部でオリジナル カーブの曲率に近くなります。これは、ブレンド ポイントにニアレスト ノットの近くにノットが追加されるためです。有効値の範囲は 0 から 1 です。
次の図は、2 つの同じ入力カーブから生成されたブレンド カーブです。上側のブレンド カーブでは、ノットの挿入(Insert Knot)がオフになっています。下側のブレンド カーブでは、ノットの挿入(Insert Knot)がオン、パラメータの挿入(Insert Parameter)の値は 0.3 になっています。パラメータの挿入(Insert Parameter)が 0 に近くなると、ブレンド カーブはオリジナル カーブの最終シェイプに近くなります。
このオプションをインタラクティブに調整するには、ノットの挿入(Insert Knot)をオンにしてブレンド カーブを作成します。次に、カーブを選択し、チャネル ボックス(Channel Box)を表示して入力(INPUTS)セクションの attachCurve を選択し、パラメータ(Parameter)オプションを編集します。
アタッチしたカーブを作成したあとも、オリジナル カーブが保存されます。コンストラク ション ヒストリ(Construction History)がオンの場合は、このオプションをオフにしないでください。スケールや変更を実行するとアタッチしたカーブが変形する場合があり ます。
シェイプを歪めないでアタッチしたカーブをスケールするには、オリジナルの維持(Keep Original)オプションとコンストラクション ヒストリ(construction history)を両方ともオフ、または両方ともオンに設定します。
アタッチしたカーブのオプションを表示して編集するには、そのカーブを選択し、チャネル ボックス(Channel Box)を表示して入力(INPUTS)セクションの attachCurve を選択します。次のオプションだけは、オプション(Options)ウィンドウで表示することができません。
カーブのアタッチ(Attach Curves)を選択すると、最も近くにあるカーブの 2 つの終点がアタッチされます。これらのオプションを使用すると、アタッチの対象となる終点を変更することができます。目的の結果が得られるよう、これらのオプションをさまざまな組み合わせでオンまたはオフにします。