軌跡

背後またはポイント間の四角形の軌跡を作成します。
注: 非常に薄い四角形で軌跡が開始します。それらを表示できない場合は、軌跡のスケール(Trail Scale)の値を大きくするか、トゥーン アウトラインを追加します。後者の場合は、トゥーンのアトリビュートをさらに調整することで、より多くの面白いエフェクトを作成できます。また、軌跡では非表示のポイントは無視されます。
注: 軌跡は、カラー(Color)ノードと互換性があります。両方が MASH ネットワークに適用されている場合、軌跡メッシュの頂点のカラーリングをオンにして、そのエフェクトを表示します。

軌跡ノード

軌跡モード(Trails Mode)
作成する軌跡のタイプを指定します。次のオプションがあります。
  • 軌跡: 軌跡が時間をかけてポイントのパスに従います(上記の例を参照)。
  • ドットを結合(Join the Dots): 軌跡は順番にポイントを接続します。数(Count)アトリビュートを調整して、チェーンを分割できます。
  • ポイントに接続(Connect to Point): すべてのポイントからの軌跡が、接続ポイント(Connection Point)アトリビュートで示された単一の接続ポイントに接続します。
  • 最短距離に接続(Connect to Nearest): 軌跡が数(Count)アトリビュートで示された最も近い隣接ポイントの番号に接続されます。
  • 距離による接続(Connect by Distance): 軌跡が指定された検索範囲半径(Search Radius)内のポイント間に接続されます。
  • コンストレイントのペア(Constraint Pairs): 軌跡は MASH コンストレイントに表示されます。
最大軌跡(Max Trails)
軌跡が許可されるポイントの最大数を指定します。
軌跡の長さ(Trail Length)
サブディビジョンの数によって、軌跡の長さを決定します。
軌跡のスケール(Trail Scale)
各軌跡の幅をそのローカル Z 軸で決定します。
減衰の軌跡(Decay Trails)
時間の経過に伴って軌跡を減衰させます。ポイントの移動が停止したら、その軌跡を消す場合に、このオプションをオンにします。
ポリゴン数(Count)
現在の軌跡モード(Trails Mode)に基づいてさまざまなことを指定します。ドットを結合(Join the Dots)モードでは、ポイントが結合された後に存在するチェーンの数を指定します。最短距離に接続(Connect to Nearest)モードでは、結合する最短距離の隣接ポイントの数を指定します。
検索範囲半径(Search Radius)
軌跡モード(Trails Mode)距離による接続(Connect by Distance)に設定されている場合に、軌跡が 2 つのポイントを接続する距離を指定します。
接続ポイント(Connection Point)
軌跡モード(Trails Mode)ポイントに接続(Connect to Point)に設定されている場合に、すべての軌跡が接続する空間内のポイントを指定します。
接続ネットワーク(Connection Network)
軌跡モード(Trails Mode)ポイントに接続(Connect to Point)に設定されている場合に軌跡を接続する別のポイント ネットワークを指定します。ポイントはポイント ID によって接続されます。
プロファイル カーブ(Profile Curve)
軌跡のプロファイル シェイプを定義する入力カーブを使用できます。ここでは、カーブ ノードを中マウス ボタンでドラッグ、または右クリックして接続(Connect)を選択して、現在選択されているカーブに割り当てることができます。
カーブ サンプル(Curve Samples)
軌跡のシェイプがプロファイル カーブ(Profile Curve)に従う精度を指定します。値を増やすと、サブディビジョンが増えてより正確なシェイプになりますが、パフォーマンスが低下します。

キャップ設定

これらの設定は、プロファイル カーブ(Profile Curve)が閉じたカーブの場合に、MASH が軌跡のキャップを処理する方法を決定します。

正面キャップモード(Front Cap Mode)背面キャップモード(Rear Cap Mode)
軌跡の正面(ポイントに最も近い側面)または背面のキャップ方法を決定します。次のオプションがあります。
  • なし(None): キャップが開いたままになります。
  • キャップ(Cap): キャップのエッジがその面の中心で結合されます。
  • キャップのベベル(Bevel Cap): キャップのエッジがその面の中心で結合され、べべルされます。
キャップの分割数(Cap divisions)
キャップのベベル(Bevel Cap)モードでべべルする場合に使用する分割数を指定します。値が大きいほどそれぞれのキャップはスムーズになりますが、パフォーマンスが低下します。
キャップの距離(Cap Distance)
キャップのベベル(Bevel Cap)モードでべべルする場合に、各軌跡のローカル X 軸に沿って、ベベルの長さを決定します。
二次間隔(Quadratic Spacing)
軌跡がキャップのローカル X 軸に沿って二次間隔を使用するかどうかを決定します。より丸みのあるキャップにはこれを有効にします。

カーブ

カーブのテーパの軌跡(Trail Taper Curve)およびキャップのベベル カーブ(Bevel Cap Curve)グラフが含まれています。これらは、軌跡モード(Trails Mode)軌跡(Trails)に設定されている場合に、背面および前面の軌跡のシェイプをそれぞれコントロールします。

スケールを継承(Inherit Scales)
軌跡のジオメトリを、これらが追従しているポイントのスケールに合わせます。
自動アップベクトル(Automatic Up Vector)
軌跡の四角形の正面の向きを自動的に決定します。
アップ ベクトル(Up Vector)
軌跡の四角形の正面の向きを手動でカスタマイズします。
出力軌跡ポイント(Output Trail Points)
軌跡モード(Trails Mode)軌跡(Trails)に設定されている場合に、各軌跡ポイントに MASH ポイントを作成します。
ノードへの出力ポイント(Output Points to Nodes)
出力軌跡のポイント(Output Trail Points)が有効な場合に使用する MASH ネットワークを決定します。複数の MASH ネットワークが接続されている場合、軌跡はポイント ID によって割り当てられます。
時間(Time)
現在のフレームを表示します。