interlace は、Mac OS X および Linux で使用できます。Windows では FieldAssembler を使用します。詳細については、FieldAssembler の概要を参照してください。
interlace ユーティリティは、フィールド レンダリング イメージのインターレースに使用します。フィールド レンダリング イメージとは、NTSC デバイス上のビデオ再生用に設計された、イメージ シーケンス内のイメージのことです。各フィールド、つまりイメージには、フレーム全体の 2 分の 1 しか含まれておらず、各フィールドは別々のファイルに格納されます。この方法でイメージをレンダリングすると、NTSC デバイス上で再生するアニメーションを設計する場合に便利です。しかし、コンピュータ画面でこのイメージを表示したり、他のコンピュータ プログラムに転送したりするには、フル イメージに構築しなおす必要があります。フル イメージに構成しなおした場合、ファイル数は半分になり、各ファイルのデータ量は2倍になります。
interlace を使用するには
Linux シェルで次のように入力します:
interlace [-a # # #] [-d] [-e #] [-r] [-t str] base_image_name
オプション | 修正される問題 |
---|---|
-a [# # #] |
インターレースするアニメーションを指定する。3 つの数値は、開始フレーム、終了フレーム、ステップ フレーム。開始フレーム、終了フレーム、ステップ フレームは整数にすること。 |
-d |
最初のフィールドに偶数フィールドを指定する。偶数フィールドを指定しない場合、奇数フィールドが最初のフィールドになる。このオプションは、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウのフィールド オプションと一致している必要がある。 |
-e |
拡張子の文字数を指定する。 |
-r |
オリジナルのフィールド イメージを削除する。 |
-t |
最後のファイル拡張子を指定する(sgi など)。 |
-u |
フレームをフィールドに分ける。 |
-help |
ヘルプ ファイルを表示する。 |