Maya セッション中に OCIO コンテキストを切り替える

OCIO 環境設定ファイルを使用すると、本来はカラー変換ファイルを参照する環境変数であるコンテキストを使用できるようになります。コンテキストは、たとえば、ショットごとのカラー グレーディングを容易にするのに使用できます。

OCIO コンテキストを使用すれば、Maya を再起動することなくセッション中にそれらの値を変更できます。この操作を行うには、MEL または Python コマンドを使用して環境変数を変更してから、カラー管理のプリファレンスを更新します。

たとえば、設定ファイルで SHOT という名前の、現在 abc123.spi1d に設定されているコンテキストを使用している場合に、これを ijk456.spi1d に変更するとします。この場合は、スクリプト エディタ(Script Editor)内で次の MEL 行を実行できます。
putenv "SHOT" "ijk456.spi1d"; 
colorManagementPrefs -refresh;