ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

fileInfo [-referenceNode string] [-remove string] [string][string]

fileInfo は、取り消し不可能、照会可能、および編集不可能です。

fileInfo は、Maya シーン ファイルの関連情報を維持する仕組みを提供します。コマンドの起動はキーワードと値のペアで構成され、キーワードと関連する値はともに文字列です。このコマンドは、異なるキーワードで複数回起動することができます。Maya では、作成される各ファイルにこのコマンドが複数回生成されます。これは主に、使用したプログラムのパッケージの種類(「Complete」や「Unlimited」など)、実行したバージョンやビルド情報、実行したオペレーティング システムなどの詳細を提供するためです。Maya は、読み込むファイルにこの情報があれば利用します。fileInfo コマンドで定義したすべてのキーワードと値のペアは、Maya がシーンを保存したときに ASCII またはバイナリ ファイルに保持されます。

戻り値

string[]コマンドの結果

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

file, version

関連

about, requires

フラグ

referenceNode, remove
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-referenceNode(-rfn) string query
照会するシーン ファイルを示すには、referenceNode の名前を指定します。このフラグは照会中のみ有効です。

照会モードでは、このフラグに値が必要になります。
-remove(-rm) string createquery
remove フラグを指定した場合、それに続く文字列は、シーン ファイルと共に保存される fileInfo のリストから除去されるキーワードです。
フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例


fileInfo "application" "maya";
fileInfo "product" "Maya Unlimited 4.5";
fileInfo "version" "4.5";
fileInfo "cutIdentifier" "200111091529";
fileInfo "osv" "IRIX 6.5 04151556 IP32";

fileInfo -q "application";
// maya

fileInfo -q;
// returns a list of all keyword/value pairs, in the order they were
// defined.