ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. MEL 例.

概要

instancer [-addObject] [-cycle string] [-cycleStep float] [-cycleStepUnits string] [-index int] [-levelOfDetail string] [-name string] [-object string] [-objectPosition string] [-objectRotation string] [-objectScale string] [-pointDataSource] [-removeObject] [-rotationOrder string] [-rotationUnits string] [-valueName string]

instancer は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドを使用して、インスタンサ ノードを作成し、このノードに適切なアトリビュートを設定します。

戻り値

stringコマンドの結果

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

instancer

フラグ

addObject, cycle, cycleStep, cycleStepUnits, index, levelOfDetail, name, object, objectPosition, objectRotation, objectScale, pointDataSource, removeObject, rotationOrder, rotationUnits, valueName
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-addObject(-a) createedit
このフラグは、-object フラグで指定したオブジェクトを、インスタンス オブジェクトとしてインスタンサ ノードに追加することを示します。
-cycle(-c) string createqueryedit
このフラグはインスタンサ ノードのサイクル アトリビュートを設定、または照会します。オプションは「none」と「sequential」で、既定は「none」です。
-cycleStep(-cs) float createqueryedit
このフラグは、インスタンサ ノードのサイクル ステップ アトリビュートを設定、または照会します。このアトリビュートは、ステップのサイズをフレーム単位または秒単位で表します(cycleStepUnit 参照)。
-cycleStepUnits(-csu) string createqueryedit
このフラグはインスタンサ ノードのサイクル ステップ単位アトリビュートを設定、または照会します。オプションは「frames」か「seconds」で、既定は「frames」です。
-index(-i) int query
このフラグを使用して、i 番目のインスタンス オブジェクトの名前を照会します。
-levelOfDetail(-lod) string createqueryedit
このフラグは、インスタンス オブジェクトの LOD を設定、または照会します。オプションは「geometry」、「boundingBox」、「boundingBoxes」で、既定は「geometry」です。
-name(-n) string createquery
このフラグは、インスタンサ ノードの名前を設定、または照会します。
-object(-obj) string createqueryeditmultiuse
このフラグは、インスタンス オブジェクトのリストから追加、または除去されるオブジェクトを指定します。このフラグは、-add フラグと -remove フラグと一緒に使用します。コマンド ラインでどちらのフラグも指定しないと、-add を指定したと仮定されます。
-objectPosition(-op) string query
このフラグは、指定したオブジェクトの位置を照会します。このオブジェクトは、インスタンス オブジェクトでもサブオブジェクトでもかまいません。
-objectRotation(-or) string query
このフラグは、指定したオブジェクトの回転を照会します。このオブジェクトは、インスタンス オブジェクトでもサブオブジェクトでもかまいません。
-objectScale(-os) string query
このフラグは、指定したオブジェクトのスケールを照会します。このオブジェクトは、インスタンス オブジェクトでもサブオブジェクトでもかまいません。
-pointDataSource(-pds) query
このフラグを使用して、入力ポイントに対してデータを供給するソース ノードを照会します。
-removeObject(-rm) edit
このフラグは、-object フラグで指定したオブジェクトを、インスタンス オブジェクトとしてインスタンサ ノードから除去することを示します。
-rotationOrder(-ro) string createqueryedit
このフラグは、-rotation フラグに関連する回転順序を指定します。オプションは、XYZ、XZY、YXZ、YZX、ZXY、ZYX で、既定のアトリビュートは XYZ です。
-rotationUnits(-ru) string createqueryedit
このフラグは、rotation フラグに関連する回転単位を指定します。オプションは、度かラジアンで、既定のアトリビュートは度です。
-valueName(-vn) string query
このフラグを使用して、指定した名前にコネクトされた配列を照会します。このフラグを -index フラグと一緒に使用すると、i 番目の値が返されます。それ以外の場合は、配列全体が返されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

polySphere -n myShape;
instancer -name myInstancerNode -a -object myShape;