ジャンプ先: 概要. 戻り値. 関連. フラグ. MEL 例.

概要

pluginInfo [-activeFile] [-allEvaluators] [-animCurveInterp string] [-apiVersion] [-autoload boolean] [-cacheFormat] [-changedCommand script] [-command string] [-constraintCommand] [-controlCommand] [-data string string] [-dependNode] [-dependNodeByType string] [-dependNodeId string] [-device] [-dragAndDropBehavior] [-evaluator] [-iksolver] [-listPlugins] [-listPluginsPath] [-loadPluginPrefs] [-loaded] [-modelEditorCommand] [-name string] [-path string] [-pluginsInUse] [-referenceTranslators boolean] [-registered] [-remove] [-renderer] [-savePluginPrefs] [-serviceDescriptions] [-settings] [-tool string] [-translator] [-unloadOk] [-userNamed] [-vendor string] [-version] [-writeRequires boolean] [string]

pluginInfo は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

このコマンドでアプリケーションのプラグイン レジストリにアクセスできます。登録されているプラグインの特徴を照会するために主に使用します。プラグインは、初めてロードされた際に自動的に登録されます。

この引数は、プラグインの内部名、またはこれにアクセスするためのパスのどちらかです。

戻り値

Any要求されたアクションによって異なります。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

関連

loadPlugin, openMayaPref, unloadPlugin

フラグ

activeFile, allEvaluators, animCurveInterp, apiVersion, autoload, cacheFormat, changedCommand, command, constraintCommand, controlCommand, data, dependNode, dependNodeByType, dependNodeId, device, dragAndDropBehavior, evaluator, iksolver, listPlugins, listPluginsPath, loadPluginPrefs, loaded, modelEditorCommand, name, path, pluginsInUse, referenceTranslators, registered, remove, renderer, savePluginPrefs, serviceDescriptions, settings, tool, translator, unloadOk, userNamed, vendor, version, writeRequires
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-activeFile(-af) query
コマンドをシーン全体ではなくアクティブなファイルのみに制限します。これは、dependNode/dnpluginsInUse/pu フラグのみに影響します。書き出しが選択されている場合のみ使用されます。
-allEvaluators(-ae) query
いずれかのプラグインで登録されている、すべてのエバリュエータ タイプの名前を含む文字配列を返します。
-animCurveInterp(-aci) string query
このプラグインで登録されている、すべてのアニメーション カーブの補間名を含む文字配列を返します。
-apiVersion(-av) query
プラグインをコンパイルした API のバージョンを含む文字列を返します。この値の解釈方法については、MTypes.h のコメントを参照してください。
-autoload(-a) boolean createqueryedit
アプリケーションを起動するたびにこのプラグインをロードする必要があるかどうかを設定します。照会モードではブーリアンを返します。
-cacheFormat(-cf) query
登録されているすべてのジオメトリ キャッシュ フォーマットの名前を含む文字配列を返します。
-changedCommand(-cc) script create
プラグイン レジストリが変更されるたびに実行されるコールバックを追加します。以前登録された、その他すべてのコールバックもコールされます。
-command(-c) string querymultiuse
このプラグインで登録されたすべてのノーマル コマンドの名前を含む文字列配列を返します。コンストレイント、コントロール、コンテキスト、モデル エディタのコマンドは含まれません。
-constraintCommand(-cnc) query
このプラグインで登録された、すべてのコンストレイント コマンドの名前を含む文字配列を返します。
-controlCommand(-ctc) query
このプラグインで登録された、すべてのコントロール コマンドの名前を含む文字配列を返します。
-data(-d) string string querymultiuse
このプラグインで登録されている、すべてのデータ タイプの名前を含む文字配列を返します。
-dependNode(-dn) querymultiuse
このプラグインで登録されている、すべてのカスタム ノード タイプの名前を含む文字配列を返します。
-dependNodeByType(-dnt) string query
ノードの指定されたクラス内のすべての登録ノード タイプの文字配列を返します。プラグインによって登録された各カスタム ノード タイプは、MPxNode::Type で指定されているようなノード タイプの、より一般的なクラスに属します。フラグの引数は、文字列としての MPxNode::Type です。たとえば、登録ロケータ ノードをすべてリスト表示する場合、このフラグの引数として kLocatorNode を指定する必要があります。
-dependNodeId(-dni) string query
このプラグインで登録されている、すべてのカスタム ノード タイプの ID を含む整数の配列を返します。
-device(-dv) query
このプラグインで登録されている、すべてのデバイスの名前を含む文字配列を返します。
-dragAndDropBehavior(-ddb) query
このプラグインで登録されている、すべてのドラッグ&ドロップ動作の名前を含む文字配列を返します。
-evaluator(-e) query
このプラグインで登録されている、すべてのエバリュエータ タイプの名前を含む文字配列を返します。
-iksolver(-ik) query
このプラグインで登録されている、すべての IK ソルバの名前を含む文字配列を返します。
-listPlugins(-ls) query
現在ロードされているすべてのプラグインを含む文字配列を返します。
-listPluginsPath(-lsp) query
現在ロードされているすべてのプラグインのフル パスを含む文字配列を返します。
-loadPluginPrefs(-lpp) create
プラグインのプリファレンス(自動ロード)を pluginPrefs.mel から Maya にロードします。
-loaded(-l) query
プラグインがロードされているかどうかを表すブーリアンを返します。
-modelEditorCommand(-mec) query
このプラグインで登録された、すべてのモデル エディタ コマンドの名前を含む文字配列を返します。
-name(-n) string query
プラグインが登録された内部名を含む文字列を返します。
-path(-p) string query
プラグインの絶対パス名を含む文字列を返します。
-pluginsInUse(-pu) query
シーンで現在使用されているすべてのプラグインを含む文字配列を返します。
-referenceTranslators(-rtr) boolean query
このフラグを pluginsInUse/pu フラグとともに使用すると、出力が修正されます。true の場合、参照ファイルをロードするために使用されるトランスレータを含む、現在使用中のプラグインのみが表示されます。false の場合、そのようなトランスレータを含まないプラグインのみが表示されます。
-registered(-r) query
プラグインがシステムで登録されているかどうかを表すブーリアンを返します。
-remove(-rm) edit
指定したプラグインのレコードをレジストリから除去します。戻り値はありません。
-renderer(-rdr) query
このプラグインで登録されている、すべてのレンダラの名前を含む文字配列を返します。
-savePluginPrefs(-spp) create
プラグインのプリファレンス(自動ロード)を pluginPrefs.mel に保存します。
-serviceDescriptions(-sd) query
サービスが使用されている場合は、このフラグはそれらのサービスが何であるかを表す、短い説明を含む文字配列を返します。
-settings(-set) query
loaded、autoload、registered のフラグの値を持つ配列を返します。
-tool(-t) string querymultiuse
このプラグインで登録されている、すべてのツール コンテキストの名前を含む文字配列を返します。
-translator(-tr) query
このプラグインで登録されている、すべてのファイル トランスレータの名前を含む文字配列を返します。
-unloadOk(-uo) query
プラグインを問題なくアンロードできるかどうかを表すブーリアンを返します。プラグインが現在使用されている場合は false を返します。たとえば新しいディペンデンシー ノード タイプをプラグインで追加し、そのノード タイプのインスタンスがシーン内に存在する場合は、照会すると false を返します。
-userNamed(-u) query
ユーザがプラグインに名前を割り当てたかどうかを表すブーリアンを返します。
-vendor(-vd) string query
プラグインのベンダーを含む文字列を返します。
-version(-v) query
プラグインのバージョンを含む文字列を返します。
-writeRequires(-wr) boolean createqueryedit
このプラグインを使用して、「requires」コマンドを保存済みのファイルに書き込むかどうかを指定します。「requires」コマンドを書き込むと、この保存済みファイルを開いたとき、または読み込んだときに、プラグインを自動ロードできます。この方法では、カスタマイズされた UI を作成する場合や、どのノードやアトリビュートにも保存されていないプラグイン データの一部をロードする場合のように、何らかの特定の理由があってファイルのロードが必要なときに、Maya がプラグインをロードします。たとえば、「stereoCamera」は、このフラグを使用してカスタマイズされた UI を要求します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

// List the plug-ins that are currently loaded
pluginInfo -query -listPlugins;

// Find the vendor of a plug-in
pluginInfo -query -vendor newNode;

// Find the commands provided by a given plug-in
pluginInfo -query -command helloCmd;

// Turn on autoloading for a plug-in
pluginInfo -edit -autoload true newNode;

// Make maya write requires command in the saved file for a plug-in
pluginInfo -edit -writeRequires true pluginName;

// Return all custom locators registered by plug-ins.
pluginInfo -query -dependNodeByType "kLocatorNode";