grid

ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. Python 例.

概要

grid([default=boolean], [displayAxes=boolean], [displayAxesBold=boolean], [displayDivisionLines=boolean], [displayGridLines=boolean], [displayOrthographicLabels=boolean], [displayPerspectiveLabels=boolean], [divisions=uint], [drawInfiniteGrid=boolean], [drawMinimumCameraDistance=float], [fogBase=float], [fogEnabled=boolean], [fogMinimumCameraDistance=float], [fogPower=float], [gridSizeCameraDistanceFactor=float], [gridSizeFixed=boolean], [gridSizeLogFactorAdjustment=float], [gridSizeMinimum=float], [gridSizeVarying=boolean], [lineWidth=float], [majorColor=[float, float, float, float]], [minorColor=[float, float, float, float]], [normalAxis=uint], [orthographicLabelPosition=string], [perspectiveLabelPosition=string], [reset=boolean], [size=linear], [spacing=linear], [style=uint], [toggle=boolean], [xAxisColor=[float, float, float, float]], [yAxisColor=[float, float, float, float]], [zAxisColor=[float, float, float, float]])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

grid は、取り消し可能、照会可能、および編集不可能です。

このコマンドは地表プレーンをリセットし、そのサイズとグリッド ラインの間隔、グリッドのサブディビジョンと表示オプションを変更します。

戻り値

なし

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
default(df)	boolean
既定値の指定や照会に使用します。
displayAxes(da)	boolean
グリッド軸を表示するには、true を指定します。
displayAxesBold(dab)	boolean
true を指定すると、グリッド軸を太い線で描画して強調します。
displayDivisionLines(ddl)	boolean
グリッド ラインの間のサブディビジョン ラインを表示するには、true を指定します。
displayGridLines(dgl)	boolean
グリッド ラインを表示するには、true を指定します。
displayOrthographicLabels(dol)	boolean
true を指定すると、正投影ビューにあるグリッド ラインの数値ラベルを表示します。
displayPerspectiveLabels(dpl)	boolean
true を指定すると、パース ビューにあるグリッド ラインの数値ラベルを表示します。
divisions(d)	uint
メイン グリッド ライン間のサブディビジョン数を設定します。既定は 5 です。間隔が 5 単位の場合、5 つに区切ると境界線が 1 単位ごとに分かれて表示されます。
drawInfiniteGrid(dig)	boolean
無限グリッドを有効にします。既定ではオンに設定されています。
drawMinimumCameraDistance(dmd)	float
無限グリッドが表示される範囲の下限を示す最小のカメラ距離。
fogBase(fb)	float
遠方でフォグの表示が開始するタイミングをコントロールするフォグの強度。
fogEnabled(fog)	boolean
フォグを有効にすると、遠方の無限グリッドは表示されなくなります。既定ではオンに設定されています。
fogMinimumCameraDistance(fmd)	float
フォグを適用するときに、ゼロによる除算を回避する最小のカメラ距離。変更する必要はありません。
fogPower(fp)	float
カメラ距離に基づいてフォグを計算するために使用されるフォグの指数。
gridSizeCameraDistanceFactor(cdf)	float
異なるサブディビジョン サイズに切り替えるタイミングを決定するために使用される係数。
gridSizeFixed(gsf)	boolean
グリッドのサブディビジョン サイズを固定します。既定ではオフに設定されています。
gridSizeLogFactorAdjustment(lfa)	float
グリッドの近くでスキューが必要な場合に、距離の常用対数を計算するために適用される係数。既定ではゼロです。
gridSizeMinimum(gsm)	float
無限グリッドを描画するために使用される長方形平面の最小サイズ。カメラがグリッドに非常に近い場合のみ関係します。
gridSizeVarying(gsv)	boolean
グリッドがカメラ距離に基づいて複数のサイズに分割されるようにします。既定ではオフに設定されています。
lineWidth(lw)	float
無限グリッドの線の幅。
majorColor(mac)	[float, float, float, float]
主要グリッド ライン(10 本ごと)の RGBA カラー。
minorColor(mic)	[float, float, float, float]
グリッド ラインの RGBA カラー。
normalAxis(na)	uint
Maya でアップ方向となる軸既定では Y がアップです。 軸の番号は、0: X、1: Y、2: Z です。Maya のアップベクトルの設定との同期を維持する必要があります。
orthographicLabelPosition(olp)	string
正投影ビューにあるグリッドの数値ラベルの位置を指定します。有効な値は「axis」と「edge」です。
perspectiveLabelPosition(plp)	string
パース ビューにあるグリッドの数値ラベルの位置を指定します。有効な値は「axis」と「edge」です。
reset(r)	boolean
地表プレーンを既定値にリセットします。
size(s)	linear
グリッド サイズをリニア単位で設定します。既定は 12 単位です。
spacing(sp)	linear
メイン グリッド ラインの間隔をリニア単位で設定します。既定は 5 です。
style(st)	uint
このフラグは廃止されているので、使用しないでください。
toggle(tgl)	boolean
正投影ビューを含め、すべてのウィンドウの地表プレーンの表示をオフにします。既定は true です。
xAxisColor(xac)	[float, float, float, float]
X 軸の RGBA カラー。
yAxisColor(yac)	[float, float, float, float]
Y 軸の RGBA カラー。
zAxisColor(zac)	[float, float, float, float]
Z 軸の RGBA カラー。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

#To toggle the grid display of the grid (in all views):
currState = cmds.grid( toggle=True, q=True )
cmds.grid( toggle=(currState == 0) )

# To reset the grid to default values:
cmds.grid( reset=True )

# To change the grid spacing and subdivisions:
cmds.grid( spacing=10, d=10 )

# To set the defaults for inches
cmds.grid( default=True, spacing='1in', size='1ft', divisions=4 )

# To change the size of the grid to 20x20, extending 10 units
# in each direction:
cmds.grid( spacing=10 )

# To query the current size of the grid:
# returns a size in the current linear unit.
cmds.grid( query=True, size=True )

# A typical grid would be a grid size of 20x20, with
# major grid lines every 5 units, with 5 divisions between
# major grid lines. This be done with the following command.
cmds.grid( size='10cm', sp='5.0cm', d=5 )

# Turn on numeric grid labels.
#
cmds.grid( displayPerspectiveLabels=True )

# Display grid labels along the axes.
#
cmds.grid( perspectiveLabelPosition='axis' )