matrixUtil

ジャンプ先: 概要. 戻り値. キーワード. フラグ. Python 例.

概要

matrixUtil([inverse=boolean], [quaternion=[float, float, float, float]], [relative=boolean], [rotation=[float, float, float]], [scale=[float, float, float]], [shear=[float, float, float]], [translation=[float, float, float]], [transpose=boolean])

注: オブジェクトの名前と引数を表す文字列は、カンマで区切る必要があります。これはシノプシスに示されていません。

matrixUtil は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

戻り値

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

キーワード

フラグ

ロング ネーム(ショート ネーム)	引数タイプ	プロパティ
inverse(iv)	boolean
合成または照会を行うと、逆行列が返されます。
quaternion(qt)	[float, float, float, float]
指定したクォータニオン値を回転コンポーネントに使用して、行列を合成、編集、照会します。
relative(rt)	boolean
移動、回転、スケール、またはシアを絶対値で設定しないで、値を加算します。
rotation(r)	[float, float, float]
指定した値を回転コンポーネントに使用して、行列を合成、編集、照会します。
scale(s)	[float, float, float]
指定した値をスケール コンポーネントに使用して、行列を合成、編集、照会します。
shear(sh)	[float, float, float]
指定した値をシア コンポーネントに使用して、行列を合成、編集、照会します。
translation(t)	[float, float, float]
指定した値を移動コンポーネントに使用して、行列を合成します。
transpose(tp)	boolean
合成または照会を行うと、転置行列が返されます。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます	フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます	フラグに複数の引数を指定し、タプルまたはリストとして渡すことができます。

Python 例

import maya.cmds as cmds

#compose a matrix from translation, rotation, scale and shear
cmds.matrixUtil(t=[10, 20, 30], r=[90, 0, 90], s=[2, 3, 4], sh=[1, 0, 0])
#query translation
cmds.matrixUtil([1, 0, 0, 0,  0, 1, 0, 0,  0, 0, 1, 0,  0, 0, 0, 1], q=True, t=True)
#query rotation
cmds.matrixUtil([1, 0, 0, 0,  0, 1, 0, 0,  0, 0, 1, 0,  0, 0, 0, 1], q=True, r=True)
#query scale
cmds.matrixUtil([1, 0, 0, 0,  0, 1, 0, 0,  0, 0, 1, 0,  0, 0, 0, 1], q=True, s=True)
#edit translation
cmds.matrixUtil([2, 0, 0, 0,  0, 2, 0, 0,  0, 0, 2, 0,  0, 0, 0, 1], e=True, t=[3,4,5])