キャッシュされた再生(Cached Playback)の改善点

キャッシュされた再生(Cached Playback)が更新され、ダイナミクス ノードとタイム エディタ(Time Editor)がサポートされるようになりました。

ダイナミクスのサポート

旧バージョンの Maya では、Boss や Nucleus などのダイナミクス ノードのキャッシング サポートをオンにすることができました。現在、ダイナミクスのキャッシュされた再生(Cached Playback)は既定でオンになり、ダイナミック シミュレーション コンテンツのキャッシングが別のパスで表示されるようになりました。このパスは、アニメーション キャッシュのステータス ラインの真上にあるタイム スライダ(Time Slider)にピンク色のステータス ラインとして表示されます。

注: ダイナミクス キャッシングのサポートをオフにするには、キャッシュされた再生(Cached Playback)のプリファレンス、または評価ツールキット(Evaluation Toolkit)のキャッシュされた再生(Cached Playback)セクションのキャッシュのダイナミクス(Cache dynamics)オプションを無効にします。
タイム エディタ(Time Editor)のサポート
タイム エディタ(Time Editor)でキャッシュされた再生(Cached Playback)を使用できるようになりました。旧バージョンの Maya でタイム エディタ(Time Editor)クリップを含むシーンをロードした場合、キャッシュされた再生(Cached Playback)は自動的に無効になりました。
注: 環境変数を使用すると、タイム エディタ(Time Editor)でキャッシュされた再生(Cached Playback)のサポートを無効にすることができます。「一般的な変数」の「MAYA_CACHE_DISABLE_TIME_EDITOR」を参照してください。