新しい環境変数

さまざまな特殊な動作をコントロールできる新しい環境変数が追加されました。

カメラ シーケンサ
カメラ シーケンサ用の新しい環境変数 MAYA_ALLOW_REFERENCED_CAMERA_SEQUENCER が作成されました。
リファレンス ファイルで使用されるカメラ シーケンサ ノードにシーン内のショットが接続されたときに発生する問題が解決されました。この環境変数を使用すると、以前の動作に戻すことができます。
.hikc v1 の書き出しのサポート
新しい環境変数(MAYA_WRITE_HIK_V1)を使用すると、Maya で 2017 HIK ランタイムを実行しているときに、最新の Maya バージョンから hikc ファイルを書き出すことができます。「一般的な変数」も参照してください。
Maya 2018 には、2017 HIK ランタイムで使用できないロール ジョイントが追加された、hikc の更新版が実装されました。この新しい環境変数は、廃止された Autodesk Gameware HumanIK ミドルウェアを使用してロードするユーザから注目されています。hikc 定義ファイル。
独自のクラッシュ エラー レポートを取得する

Windows で Maya を使用している場合、このデータを処理するカスタム実行ファイルを書き込むことで、クラッシュ エラー レポート(CER)を取得できるようになりました。環境変数 MAYA_USER_CER_APP を実行ファイルのパスに設定すると、クラッシュが発生したときに CER ハンドラを呼び出すために必要なコマンドライン引数が提供されます。「一般的な変数」も参照してください。

OCIO およびカラー管理
MAYA_COLOR_MANAGEMENT_SYNCOLOR を使用して OCIO v2 をサポートしないレンダラで使用する旧式の SynColor モードを有効にする方法など、カラー管理に影響する環境変数の詳細については、「レンダリング変数」を参照してください。
リモート デスクトップ でビューポート 2.0 を OpenGL モードで実行する

Nvidia GeForce または Nvidia Quadro グラフィックス カードが搭載されている場合は、MAYA_ALLOW_OPENGL_REMOTE_SESSION 環境変数を 1 に設定して、リモート デスクトップでビューポート 2.0 を OpenGL - コア プロファイル(厳密)(OpenGL - Core Profile (Strict))モードまたは OpenGL - コア プロファイル(互換性)(OpenGL - Core Profile (Compatibility))モードで実行できるようになりました。

Nvidia GeForce カードが搭載されている場合は、Nvidia からツールをダウンロードする必要もあります。詳細については、「レンダリング環境変数」を参照してください。