ソリッド要素

現在、このソフトウェアでは四面体のソリッド要素のみが使用できます。1 次と 2 次の両方のタイプを使用できます。すべての方向の応力が大きく確認が必要な厚い構造をモデル化する場合に、ソリッドを使用します。

線形

2 次

要素のジオメトリ

線形のソリッド四面体要素のイメージを使用して、要素座標系の原点が G1 にあることを確認できます。要素の X 軸は、ベクトル G1–G2 により定義されます。要素の Y 軸は、要素の X 軸に直交しており、G1-G2-G3 平面にあります。要素の Z 軸は、要素 X および要素 Y とのクロス積を使用して得ます。

定式化オプション

現在このソフトウェアでは、1 次要素と 2 次要素のソリッド四面体を使用できます。線形要素には 4 個の節点のみがあります。ソリッド四面体 2 次要素には 10 個の節点があります。1 次要素の方が剛性が高く、2 次要素の方が柔軟性が高いです。

自由度

ソリッド要素には、各節点での回転の自由度がありません。ソリッド要素メッシュ(1 次または2 次)の面に適用されるモーメントまたはトルクは、ゼロまたは空の出力になります。関連付けられたソリッド メッシュを持つサーフェスにトルクまたはモーメントを適用する場合は、偶力または剛体要素を使用する必要があります。

要素の出力

すべてのソリッド要素結果は、全体直交座標系で出力します。ソリッド要素結果は、ガウス ポイント結果を平均化した結果です。節点結果(またはコーナー結果)は、隣接するガウス ポイントと要素の形状関数を使用して節点に外挿されます(どの有限要素テキスト ブックにも要素理論に関する詳細な記載があります)。