Batch Utility でファイル変換を行うときにコマンド ライン スイッチを使用できます。これには、処理するファイルのリストを作成する必要があります。このファイルは UTF-8 でエンコードし、ファイル パスまたはファイル仕様を、1 行に 1 つずつ引用符を付けずに記述する必要があります。例:
C:¥My Documents¥Test¥C3D_Site.dwg
C:¥My Documents¥Test¥Architectural Model.nwc
C:¥My Documents¥Test¥C3D.nwf
コマンド ライン スイッチ | 説明 |
---|---|
/i | 指定する必要があります。次の引数は入力ファイルです。引用符で囲んでファイル名とファイルのパスを指定する必要があります。 |
/of | 単一のファイル(NWD または NWF)に出力します。ファイル名とファイル パスは引用符で囲んで指定する必要があります。例: 「C:¥temp¥a.nwd」または「C:¥temp¥a.nwf」。 |
/od | 複数の NWD ファイルを特定のフォルダに出力します。フォルダ パスは引用符で囲んで指定する必要があります。例: 「C:¥temp」。 |
/osd | 複数の NWD ファイルを、変換中のモデル(入力ファイル)と同じフォルダに出力します。 |
/view | ファイルが作成された後、そのファイルを自動的に開きます。 |
/over | 出力ファイルを上書きします。これは既定の動作です。 |
/inc | 出力ファイル名を増分して作成します。 |
/version | 使用する出力ファイルのバージョンを指定します。2015 などです。 |
/log | イベントをログ ファイルに出力します。引用符で囲んでファイル名とファイルのパスを指定する必要があります。例: 「C:¥temp¥log.log」。 |
/appndlog | 新しいイベントと古いイベントを同じログ ファイルに記録します。新しい情報は、ログ ファイルの末尾に追加されます。 |
/lang | ログ出力に使用する言語を指定します。次の引数を使用できます: en-US = 英語、de-DE = ドイツ語、es-ES = スペイン語、fr-FR = フランス語、it-IT = イタリア語、ja-JP = 日本語、ko-KR = 韓国語、pt-BR = ポルトガル語(ブラジル)、ru-RU = ロシア語、zh-CN = 中国語(中国)。 |
コマンド ライン スイッチを使用するための構文:
FileToolsTaskRunner.exe /i <入力ファイル> [/of <出力ファイル>|/od <出力ディレクトリ>|/osd] [/view] [/over|/inc] [/lang <言語>] [/version <バージョン>]
例、次の入力は filetools.txt ファイルに含まれる設計ファイルのリストを処理して、それらを単一の conference.nwd ファイルに追加し、フランス語でログ ファイル events.log を作成します。
"C:¥Program Files¥Autodesk¥Navisworks Manage 2022¥FileToolsTaskRunner.exe" ¥i "C:¥Conference Center¥filetools.txt" /of "C:¥Conference Center¥conference.nwd" /log "C:¥Conference Center¥events.log" /lang fr-fr
次のエントリは、filetools.txt ファイル内の設計ファイルのリストを処理し、それを単一の conference.nwd ファイルに追加して、2013 NWD ファイル形式のバージョンに保存します。
"C:¥Program Files¥Autodesk¥Navisworks Manage 2015¥FileToolsTaskRunner.exe" /i "C:¥Conference Center¥filetools.txt" /of "C:¥Conference Center¥conference.nwd" /version 2013