アクションのプロパティ

現在、Autodesk Navisworks には 8 種類のアクション タイプがあります。アクションを追加すると、[プロパティ]ビューにそのアクション タイプのプロパティが表示されます。アクションのプロパティは、アクションを追加した時点で設定することも、後で設定することもできます。

アニメーションを再生

アニメーション

再生するアニメーションを選択します。Autodesk Navisworks ファイル内にオブジェクト アニメーションがない場合、このプロパティは使用できません。

終了時に一時停止

終了時にアニメーションを停止する場合は、このチェック ボックスをオンにします。このチェック ボックスをオフにすると、アニメーションは終了時に開始点に戻ります。

開始時間

アニメーション再生の開始位置を定義します。次の中から選択します。

  • 開始: アニメーションは最初から順方向に再生されます。
  • 終了: アニメーションは最後から逆方向に再生されます。
  • 現在の位置: 再生が既に開始済みの場合は、アニメーションは現在の位置から再生されます。開始済みでなければ、アニメーションは最初から順方向に再生されます。
  • 指定時間: アニメーションは、[特定の開始時間(秒)]プロパティで定義されているセグメントから再生されます。
終了時間

アニメーション再生の終了位置を定義します。次の中から選択します。

  • 開始: 再生はアニメーションの先頭で終了します。
  • 終了: 再生はアニメーションの最後で終了します。
  • 指定時間: 再生は、[特定の終了時間(秒)]プロパティで定義されているセグメントで終了します。
特定の開始時間(秒)

再生セグメントの開始位置。

特定の終了時間(秒)

再生セグメントの終了位置。

アニメーションを停止

アニメーション

停止するアニメーションを選択します。Autodesk Navisworks ファイル内にオブジェクト アニメーションがない場合、このプロパティは使用できません。

次の値にリセット

停止したアニメーションの再生位置を定義します。次の中から選択します。

  • 既定の位置: アニメーションは開始点にリセットされます。
  • 現在の位置: アニメーションは停止した位置に留まります。

ビューポイントを表示

ビューポイント

表示するビューポイントまたはビューポイント アニメーションを選択します。Autodesk Navisworks ファイル内にビューポイントがない場合、このプロパティは使用できません。

一時停止

遅延(秒)

スクリプトの次のアクションが実行されるまでの遅延の長さを定義します。

メッセージを送信

メッセージ

[オプション エディタ]で定義されたテキスト ファイルに送信するメッセージを定義します。

メッセージにはScripterの変数を出力できます。そのためには、%variable_name% という形式を使用します。

変数を設定

変数名

変数の名前。

割り当てるオペランド。次の規則が適用されます。

  • 数字(0、400、5.3 など)を入力すると、値は数値として処理されます。小数点以下の桁がある場合は、ユーザが定義した小数位まで浮動小数点の書式が保持されます。
  • ‘testing’ や “hello” のように、単一引用符または二重引用符で囲んで英数字文字列を入力すると、値は文字列として処理されます。
  • 引用符を付けずに true または false という単語を入力すると、値はブール(true は 1、false は 0)として処理されます。
モディファイヤ

変数の割り当て演算子。次のいずれかの演算子を、数値やブール値とともに使用できます。ただし、文字列を使用できるのは[等しい値に設定]の演算子のみです。

  • 等しい値に設定
  • 増分値
  • 減少値

プロパティを格納

プロパティの取得先の選択セット

[設定]ボタンをクリックし、コンテキスト メニューを使用して、プロパティの取得先として使用されるオブジェクトを定義します。

  • クリア: 現在の選択をクリアします。
  • 現在の選択から設定: [シーン ビュー]で現在選択されているオブジェクトがオブジェクトとして設定されます。
    注: このオプションは、[シーン ビュー]で選択を行うと使用可能になります。
  • 現在の選択セットから設定: 現在の検索セットまたは選択セットを取得先オブジェクトとして設定します。
重要: 選択内容にオブジェクトの階層が含まれている場合は、最上位オブジェクトのプロパティが自動的に使用されます。たとえば、2 つのサブグループ “Rim” と “Tyre” が含まれる “Wheel” という名前のグループを選択した場合は、“Wheel” に関連するプロパティのみを格納できます。
設定する変数

プロパティを受け取る変数の名前。

格納するプロパティ

カテゴリ

プロパティのカテゴリ。このドロップダウン リストの値は、選択されたオブジェクトによって異なります。

プロパティ

プロパティのタイプ。このドロップダウン リストの値は、選択されたプロパティ[カテゴリ]によって異なります。

モデルをロード

ロードするファイル

現在のファイルを置き換えるためにロードされる Autodesk Navisworks ファイルのパス。

これは、さまざまなモデル ファイルに含まれているアニメーション化されたシーンを選択して提示する場合に便利です。