カリングを使用すると、大規模で複雑なシーンを対話操作が可能な速度でナビゲートして操作できます。これは、作業にとって重要度の低いオブジェクトをインテリジェントに非表示にすることで実現されます。
Autodesk Navisworks では、次の 3 種類の方法でオブジェクトのカリングを実行できます。
- 面積: オブジェクトのサイズ(ピクセル単位)によって、オブジェクトがレンダリングされるかどうかが決まります。既定では、サイズが 1x1 ピクセルより小さいオブジェクトはすべて切り捨てられます。
- 裏面: 既定では、あらゆるポリゴンの前面のみが Autodesk Navisworks で描画されます。時々、変換プロセス時にポリゴンの前面と裏面が取り違えられることがあります。その場合は、裏面 オプションの調整が必要になります。
- 近接クリップ面と遠方クリップ面 (視野円錐カリング): カメラから見て、近接クリップ面より近くにあるオブジェクトと、遠方クリップ面より遠くにあるオブジェクトは描画されません。クリップ面の位置は Autodesk Navisworks で自動的に制限することができますが、手動で制限することもできます。
注: 2D ワークスペースでは、[裏面] および [クリップ面]は使用できません。