[VRML]ページ

このページは VRML ファイル読み込みのオプションを調整するために使用します。

既定の単位

Autodesk Navisworks が VRML ワールド ファイルを開く際に使用する単位のタイプを指定します。

面分割係数

実行される面分割のレベルをコントロールするために必要な値を入力します。

面分割係数は 0 以上で、0 は面分割係数をオフにすることを表します。既定値は 1 です。値を 2 倍にすると、面分割の数が 2 倍になります。値を半分にすると、面分割の数が半分になります。面分割係数を大きくすると、モデルのポリゴンの数が増え、Autodesk Navisworks ファイルが大きくなります。

面分割の最大偏差

この設定は、面分割のエッジと実際のジオメトリとの間の最大距離をコントロールします。

この距離が[面分割の最大偏差]よりも大きい場合、Autodesk Navisworks は面分割を追加します。

[面分割の最大偏差]を 0 に設定した場合は、この機能は無視されます。

法線をオーバーライド

法線は、オブジェクトが照明を受けたときにどのように見えるかをコントロールします。既定ではこのチェック ボックスはオフになっており、ファイル読み込みは VRML ファイルに指定されたデータを使用します。これにより、最も正確な表示結果が得られます。

このチェック ボックスをオンにすると、Autodesk Navisworks は法線を無視し、照明データを生成します。これは例えば、提供されたモデルの照明データが間違っている場合に使用します。

注: このオプションを使用すると、VRML ファイルの実際の照明データを使用する場合に比べて正確さは低下します。
方向をオーバーライド

既定ではこのチェック ボックスはオフになっており、ファイル読み込みはジオメトリ情報を VRML ファイルで指定された順序で処理します。これは時計回りまたは反時計回りです。

このチェック ボックスがオンになっている場合は、ファイル読み込みは VRML ファイル中の順序を無視し、ジオメトリ情報を反時計回りに処理します。このオプションは、モデルを Autodesk Navisworks で表示したときに穴や黒い領域が見られる場合に使用できます。

スイッチ文をオーバーライド

既定では、このチェック ボックスはオフになっています。この場合は、ファイル読み込みは VRML ファイルのスイッチ ステートメントの既定の動作を使用します。

VRML スクリプトで使用されるスイッチ ステートメントに関しては、関連するジオメトリは対応するスイッチがオンになっている場合にのみ変換されます。このため、Autodesk Navisworks ではほとんど空のモデルが作成されます。

このチェック ボックスがオンになっている場合は、ファイル読み込みはすべてのスイッチ ステートメントを処理するため、作成されるジオメトリの数が増えます。

注: [スイッチ文をオーバーライド]を使用すると、たとえば、スイッチ ステートメントが同じオブジェクトを表現するいくつかの方法を表している場合に、重複したジオメトリが作成される可能性があります。