モールドの開閉シミュレーション

Toolmaker を使用して、モールド ツールの開閉をシミュレーションすることができます。

モールドを開閉する方法

  1. [ウィザード]タブ > [モード]パネル > [Toolmaker オン / オフ]をクリックして、Toolmaker を実行します。
  2. [ウィザード]タブ > [モールドを修正] > [シミュレーション]をクリックします。
  3. [モールドツールを開く]ダイアログのオプションを使用して、モールドの開閉方法を指定します。

    [最大距離]: 最大距離の値を設定します。これらは、モールド ツールの開閉のシミュレーションに使用されます。

    • [プレスオープニング]: モールドを開くときに使用可能な最大空間。

      最大デイライト距離は、この値から計算されます。この値を変更すると、最大デイライト距離も変化します。

    • [デイライト]: コア プレートとキャビティ プレートの間の最大切り離し距離。

      パーツはこの開口部からモールドの外に出されます。開口部は、モールド高さから最大プレスオープニング距離を減算して測定されます。この値を変更すると、最大プレスオープニング距離も変化します。

    • [エジェクションストローク]: エジェクタ プレートの最大移動距離。
    • [モールド高さ]: モールドの高さ。

    [自動]: モールド ツールを自動開閉する値を設定します。

    • [ステップ数]: 最大デイライト距離に到達するまでのステップ数。この値を変更すると、ステップサイズも変化します。
    • [STEP]: 各ステップのサイズ。この値を変更すると、ステップ数 も変化します。
    • [ステップ時間]: 各ステップ移動の時間。
    • [開始]: モールド ツールの開閉を開始します。
    • [停止]: モールド ツールの自動開閉を停止します。

    [手動]: モールド ツールを手動で開く場合の距離を設定します。

    • [可動側]: 指定された距離で可動側を開きます。スライダーを使用、または、値を入力して距離を設定します。最大距離は、デイライト距離により設定されます。
    • [エジェクションプレート]: エジェクタ プレートが、指定された距離まで移動します。スライダーを使用、または、値を入力して距離を設定します。最大距離は、デイライト距離により設定されます。

    [コンポーネントを Z 方向に分解]: モールド ツールのコンポーネント同士を、設定した距離で配置します。

    • [距離]: 距離を設定します。
    • [プレートのみ]: 選択した場合、プレートが新しい位置に挿入され、他のすべてのコンポーネントは対応するプレートにアタッチされて固定されます。

      選択解除されている場合、全てのコンポーネントを分解表示します。

    [分解した状態を維持]: [閉じる]をクリックすると、モールドは現在設定されている距離で、分解された状態を保持します。この機能は、開いたモールドベースにドローイングを追加する場合に有用です。

  4. [モールドツールを開く]の終了後にモールドを再度閉じる場合、[ウィザード]タブ > [モールドを修正] > [シミュレーション]をクリックして、このページに戻ります。