マクロを使用した PowerShape のコントロール

マクロを使用して、反復操作について自動ルーチンを作成することができます。例えば、任意のモデル内の全てのサーフェスを結合して、色を変更します。 通常、マクロは一連の操作の記録から作成されます。 作成したファイルは、テキストエディターで編集することができます。 マクロ言語に関する詳細は、「PowerShape のカスタマイズ」を参照してください。

注: [オプション]ダイアログの[マクロ]ページを使用して、マクロの記録時に使用するマウス オプションを設定します。

実行

このオプションを使用して、記録済みマクロを実行します。

  1. [ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [実行]をクリックして、[マクロを実行]ダイアログを表示します。
  2. 実行するマクロを選択します。
  3. 開く をクリックして、マクロを実行します。

ステップ

このオプションを選択して、ステップごとにマクロを実行します。 ステップごとに実行するマクロないにさらにマクロがネスティングされている場合、ネスティングされたマクロが実行されます。その後、ステップしていたマクロに戻ります。 ネスティングされたマクロは、実行中のマクロ内で初期化されたマクロです。

  1. [ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [ステップ]をクリックして、[マクロをステップスルー]ダイアログを表示します。
  2. ステップスルーするマクロを選択します。
  3. 開く をクリックしてマクロのステップスルーを開始します。
    注: マクロ内にネスティングされたマクロ(ステップしようとしていたマクロ)は、ステップではなく、標準実行されます。 ネスティングされたマクロをステップする場合は、[全てステップ]オプションを使用します。
  4. 次のステップを実行するには、その都度[Enter]を押します。
  5. マクロのステップスルーを中止するには、[ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [中止]を選択します。

全てステップ

このオプションを選択して選択マクロを実行し、ネスティングされた全マクロを行ごとに実行します。

  1. [ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [全てステップ]をクリックして、[マクロをステップスルー]ダイアログを表示します。
  2. ステップスルーするマクロを選択します。
  3. 開く をクリックしてマクロのステップスルーを開始します。
    注: マクロ内にネスティングされたマクロ(ステップしようとしていたマクロ)も、ステップ実行されます。
  4. 次のステップを実行する場合は、その都度 Enter キーを押します。
  5. マクロのステップスルーを終了するには、[ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [中止]を選択します。

続行

このオプションを使用して、残りのステップマクロを実行することができます。

終了

このオプションは、マクロのステップ実行中にのみ使用できます。

コマンドが表示されると、正規表現の入力を促されます。次に、正規表現を含む最初の行までを含むマクロが実行されます。その後、ステップに戻ります。

使用される正規表現は Perl に基づき、大文字 / 小文字は区別しないため、マクロが次のようになる場合、次のようになります。

if ($error == 1) {

print e1

} elseif ($error == 2) {

print e2

}

次の数式は、最後から二行目と全て一致します。

print e2

p.*2

PRINT E2

このコマンドの利点は、長いマクロやモーダルダイアログを含むマクロのステップスルーが容易になることです。 他の方法で同様の作業を実行する場合、マクロを編集しなければいけません。

中止

このオプションを使用して、マクロの実行、または、ステップを中止することができます。

注: [中止]は、マクロの実行中またはステップ実行中のみアクティブになります。

記録

このオプションを使用して、マクロを記録します。

  1. [ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [記録]をクリックして、[マクロを記録]ダイアログを表示します。
  2. ファイル名 ボックスで、記録するファイル名を入力します。

    既存のファイル名を入力すると、そのファイルに新規コマンドが上書きされます。

  3. 保存 をクリックしてマクロの記録を開始します。
  4. 記録するコマンドを実行します。
  5. [ホーム]タブ > [マクロ]パネル > [記録]を選択して、記録を中止します。テキストエディターを使用して、マクロの表示と編集をすることができます。