このシェーディングを使用して、工具の半径を指定することができます。 その後、モデルと工具サイズの比較により、該当の工具で加工される領域と、素材が残る領域を強調表示します。
次図のモデルを例として使用します。
最小半径シェーディング でモデルをシェーディングして、素材が残る領域を表示します。
- [オプション]ダイアログの[サーフェス解析]ページで、モデルのチェックに使用する、工具の[カッターチップ半径]を指定します([ファイル] > [オプション] > [アプリケーションのオプション] > [ツール] > [解析] > [サーフェス解析]をクリックすると表示される)。
- [視覚化]タブ > [シェーディング]パネル > [最小半径]をクリックします。
モデルがシェーディングされ、加工される領域と、素材が残る領域が表示されます。 シェーディングの配色は、次の通りです。
- 赤 - 凹部分の半径が、カッター半径よりも小さい領域です。 この領域を加工すると素材が残ります。 ただし、このモデルを下から加工すると、この領域はサイズ通りに加工されます。
- [緑]: 凸部分の半径が、工具半径よりも小さい領域です。これらの領域はサイズ通りに加工されます。ただし、この領域を下から(パンチではなくキャビティを加工するように)加工すると、素材が残ります。
- 白 - これらの領域はサイズ通りに加工されます。