全てのオブジェクトは、オブジェクトのポジションとサイズを定義する多数の キーポイント を有しています。
キーポイントは次の場所にあります。
- ライン - 各端と中点
- 円弧 - 扇形の各端、中心ポイント、中点
- カーブ - カーブが方向を変更できる各ポイント
- サーフェス - サーフェスパッチの各コーナー(関連付けられたカーブ上のキーポイントは、カーブのように作用します)
- ワークプレーン - 原点と、各軸ポインターの端
オブジェクトの選択時、プログラムは選択オブジェクトのいずれかの キーポイント を、オブジェクトの アンカーポイント に設定します。 その次の選択では、異なる キーポイント が使用される場合もあります。
アンカーポイントは、全てのタイプの移動やコピーなど、プログラムがオブジェクトの配置場所を決定する際に使用されます。 キーポイント は、次のルールに基づいてアンカーとして設定されます。
- 単一オブジェクトの選択時は、カーソルに最近接したオブジェクトの キーポイント がアンカーポイントになります。
- ラバーボックスによる複数オブジェクトの選択時は、全てのオブジェクトが納まる最小サイズのボックスの中心がアンカーポイントになります。 これは、ラバーボックスに 1 つ、または、複数のオブジェクトが含まれている場合に適用されます。
- Shift キーを押しながら各オブジェクトを選択した場合、最後に選択したオブジェクトのカーソルに最近接した キーポイント が、選択したオブジェクトグループのアンカーポイントになります。
次の方法で、グループのアンカーポイントを指定します。
- ラバーボックスを使用して、オブジェクトのグループを選択します。
- Ctrl キーを押しながら、オブジェクトを選択解除します。
- Ctrl キーを押しながら、オブジェクトを再選択します。
グループ選択のアンカーポイントは、ラバーバンドの中心ではなく、このオブジェクト上に設定されます。