概要 - DIN パーツの肉厚値

選択したパーツ プロパティに基づき、DIN パーツの肉厚値を生成できます。

適切な肉厚値を生成するには、編集可能なマッピング テーブルを使用して、配管スペックから選択したパーツ プロパティ値をマッピング テーブルと照合します。ANSI パーツとは異なり、DIN パーツでは、パーツ プロパティをさまざまに組み合わせて肉厚値を取得します。マッピング テーブルを使用する場合、DIN パーツの特定のプロパティ値を、肉厚マッピング テーブル内にある調整用プロパティの同じ値と照合します。

パーツに選択したプロパティ条件によっては、肉厚値が存在しない場合があります。また、場合によっては、肉厚値が複数存在することもあります。壁の厚さ値が返されなかった場合、値をマッピング テーブルからパーツに割り当てることができます。一致するプロパティが複数返された場合、用途に最適な値を選択できます。

次に、肉厚値を生成するために選択できるパーツ プロパティを示します。これらのプロパティは、個々に選択したり、組み合わせて選択できます。

[呼び径]プロパティは必須の一致条件であり、肉厚マッピングの基盤となります。残りのプロパティは省略可能な一致条件であり、必要に応じて選択できます。

次に、肉厚値を DIN パーツに割り当てるためのワークフローを示します。

DIN パーツと ANSI パーツを同じスペック シートに追加し、DIN カタログから取得されたスペック内のパーツにだけ肉厚値を生成できます。