概要 - AutoCAD オブジェクトをコンポーネントまたはラインに変換する

AutoCAD オブジェクトをコンポーネントやラインに変換し、変換後のオブジェクトをツールパレットに追加して、現在のプロジェクトで使用することができます。

AutoCAD ブロック、または AutoCAD ラインのグループは、P&ID スキーマの特定のクラス定義に変換されます。たとえば、AutoCAD ラインのグループを、"塔槽類" クラス定義のコンポーネントに変換できます。

このラインのグループは、単一のコンポーネントに変換されます。このコンポーネントには、元のコンポーネントと同じデータとグラフィカル プロパティが含まれています。この塔槽類は、データ マネージャおよび関連するレポート(機器一覧レポートなど)で参照されます。

さらに、変換後のオブジェクトのグリップ動作とダイナミック動作は元のコンポーネントと同じになります。

AutoCAD ラインとポリライン(円弧のあるスプラインまたはポリラインを含む)を、P&ID データとして認識されるライン クラス定義に変換できます。AutoCAD ラインを変換すると、そのライン用のレコードがデータ マネージャに追加され、レポートに含まれるようになります。サイズ、サービス、スペックなどの P&ID ライン プロパティを追加することができます。

注:

変換後の AutoCAD の線分のダイナミック動作は、P&ID スケマティック ラインとは同じにはなりません。 たとえば、変換後のラインは、インライン コンポーネントがそのラインに挿入されたとき自動的にブレークされません。このラインには、流れ方向プロパティはありません。