配管および配管継手を図面に配置したら、接続されている配管を移動し、パーツ プロパティを変更できます。
配管の位置、スペック、またはサイズを修正した場合、AutoCAD Plant 3D toolset は配管の接続を保持しようとします。分析不可能な変更を加えた場合、接続はプロパティ不一致記号でマークされるか、切断されます。
AutoCAD Plant 3D toolset には、配管の修正に使用できるツールが多数用意されています。
置換グリップを使用すると、互換パーツを置き換えることができます。
互換パーツはサイズとタイプが同じです(たとえば、ゲート バルブはボール バルブに置き換えることができます)。
位置合わせラインを表示ツールとして使用することができます。図面の配管を選択すると、接続されている配管の軸に沿って位置合わせラインが表示されます。
位置合わせラインを使用すると、接続されている配管と配管を移動できる方向を特定できます。
移動グリップを使用する場合は、配管の軸とそれを共有するすべての接続パーツを移動します。これは、オルソ モードをオンにして位置合わせラインをストレッチすることと概念上は同じです。
[プロパティ]パレットを使用すると、配管および継手のプロパティを変更できます。
図面内のパーツを変更するには、サイズまたはスペック プロパティを変更します。パーツを変更した場合、AutoCAD Plant 3D toolset は隣接する継手を変更して接続を保持することができます。たとえば、配管のサイズを変更すると、レデューサが追加(または削除)されます。
複数のアイテムのプロパティ値を一度に変更できます。サイズまたはスペックを変更する前にすべての接続アイテムを選択すると、一時的な非互換性を回避できます。これにより、不要な継手が追加されたり、接続が切断されることがなくなります。
接続されている配管を選択する方法については、「配管を選択する」を参照してください。
データ マネージャを使用してプロパティを変更することもできます。
スペック(拡張子 .pspx)ファイルに変更を加えたときに図面を更新できます。
継手のジオメトリ、材料のプロパティ、および接続タイプ(エンドコード)は、配管スペックで設定されます。スペックでパーツが使用できない場合は、プレースホルダ パーツが使用されます。