概要 - 表示パフォーマンス

次の Plant 3D 変数設定により、最高のパフォーマンスが得られます。
ヒント: リボンの アイコンをクリックすることにより、切断マーカーの表示/非表示を簡単に切り替えることができます。

パフォーマンス要件に合わせて、モデルをよりリアルにまたはその逆に表示するように、表示スタイルを変更できます個々の Plant 3D オブジェクトの表示/非表示を切り替えることもできます。

[ホーム]タブの[可視性]パネルと展開した[表示]パネルでは、モデルの外観とモデルを参照する速度をコントロールできます。

パフォーマンスは、切断マーカーの表示を必要な場合にのみオンにする、ほとんどの場合 2D ワイヤフレーム モードで操作する、サイズの大きな図面を分割して外部参照を使用することで、向上できます。

最適な表示スタイルを選択する

3D の詳細表示を減らすことで、パフォーマンスを向上できます。さまざまな表示設定を試すことで、リアルな表現とパフォーマンスとの最適バランスを見つけることができます。

ワイヤフレーム スタイルに決定すると、2D または 3D を選択できます。前者の方がパフォーマンスはよりよくなります(特に大きなサイズのモデルの場合)。2D ワイヤフレームで表示されるオブジェクトと、3D ワイヤフレームで表示されるオブジェクトは似ています。

ワイヤフレーム表示スタイルを使用する場合は、リアリスティック表示スタイルの表示設定とは異なる、このスタイル固有の表示設定にします。

たとえば、ワイヤフレーム表示スタイルを正確なシルエットが表示されるように設定することができます。リアリスティック表示スタイルに戻す場合は、シルエットをオフにすることで表示パフォーマンスを向上できます。

Plant 3D のパフォーマンスを最大化する

システム変数 最適パフォーマンス設定(既定) 説明
PLANTCONNECTIONMARKER オフ 切断マーカーは表示されません。
plantdynamictoolpalette オフ ダイナミック配管スペックを無効にします。
PLANTINSULATIONDISPLAY オフ 配管に断熱材は表示されません。
PLANTINSULATIONMODE Partial バルブおよび継手に断熱材は表示されません。
PLANTLOCKFADECTL オフ ロックされた配管コンポーネントのフェードされた外観を無効にします。
PLANTPIPESILHDISPLAY オフ 配管のシルエットは表示されません。
PLANTPLACEHOLDERDISPLAY オフ プレースホルダ パーツに、マーカー(黄色の!)が表示されません。
PLANTPROPMISMATCHDISPLAY オフ プロパティ不一致マーカーは表示されません。
PLANTSAVEDETAIL オフ 図面ファイルのサイズを小さくします。
PLANTWELDDISPLAY オフ 接続マーカーは表示されません。
PLANTSTEELSETREP Line 構造は、ライン モデルを使用して表示されます。

次の AutoCAD 変数も調整できます。

システム変数 最適パフォーマンス設定(既定) 説明
DISPSILH オフ シルエット エッジは表示されません。
ISOLINES 4 オブジェクトの各サーフェスに表示される面分割線の数を指定します。
PICKFIRST オフ コマンドの発行前ではなく、コマンドの発行後にオブジェクトを選択します。
VIEWRES 1 2D ビューでの曲線オブジェクトの滑らかさを設定します。
VSCURRENT 2Dwireframe 最も早い表示モードに設定します。
VTENABLE 0 スムーズ表示推移をオフにします。