概要 - アイソメ図のスタイルとテーマ

アイソメ図スタイル

既定では 4 つのアイソメ図スタイル、チェック、応力、最終、スプールがあり、これらのスタイルからアイソメ図面を作成することができます。他のスタイルを追加することもできます。スタイルは、ジオ メトリと注釈の外観をコントロールし、アイソメ図面が作成される場所を定義し、使用されるテンプレートを提供し、配管をシートに分割する方法をコントロールします。

これらのスタイルでは、ぞれぞれ、含まれる詳細の量や情報の表示形式が異なります。製品に含まれている 3 つのアイソメ図スタイルをカスタマイズして、他のアイソメ図スタイルを作成することもできます。

チェック アイソメ図

チェック アイソメ図面は、必要なすべてのコンポーネントがモデル内に表示されていることを確認するために作成します。チェック アイソメ図では、最終的な成果物を作成するときに、モデルからエラーなしでアイソメ図面を作成できるかどうかも確認されます。チェック アイソメ図面に含まれている詳細によって、AutoCAD P&ID での比較が容易になります。

応力アイソメ図

応力アイソメ図は、応力チェックに関連するジオメトリ データを示す図面です。通常、これらのアイソメ図は、高温のライン、サイズの大きい配管を含むライン、クリティカル サービス ライン、および場合によっては高圧のラインなどの応力分析が必要な配管に対してのみ作成できます。

配管コンポーネント ファイル(PCF)を作成して、応力分析アプリケーションで実行したり、緩い図面を作成することもできます。応力エンジニアはこの図面を使用して、配管の応力と負荷を分析します。

最終アイソメ図

最終アイソメ図は、3D 配管モデルから作成する主要な成果物ドキュメントです。最終アイソメ図は、一般的にプロジェクトの最終段階で作成します。これらの図面には部品表(BOM)が含まれ、組み合わせと構築に使用されるレコードの発行済みドキュメントになります。

スプール図面

通常、スプール図面では最終アイソメ図のプロパティが使用されますが、工場での製造用に別々の図面に分割されます。

アイソメ図テーマ

アイソメ図テーマは、スタイル内の特定タイプのコンポーネントの外観を修正(優先)するために使用できます。たとえば、小口径配管の寸法タイプを異なるものにしたり、別の画層に配置することができます。テーマに関する設定は、アイソメ図スタイルそれぞれの中では一意です。

.