配管を作成するには、始点を指定するか、開いているポートから延長するか、中心線オブジェクトを配管に変換します。
既定では、指定した点は配管の中心線に配置されますが、いくつかの位置(配管の下など)から選択できます。配管を位置合わせする方法については、「配管の配置をオフセットする」を参照してください。
前の終点から配管ルートを延長しているときに方向を変更すると、継手(エルボなど)が追加されます。
モデルに終点を指定するだけでなく、距離を入力して次の継手の位置を指定することもできます。配管を正しい場所に配置する際に役立つツールおよび手順の詳細は、「正確な位置」を参照してください。
方向を変更するときには、次の配管セグメントと同一線上にある点を選択できます。配管の長さは継手に合わせて切り詰められます。
配管セグメントを追加するときには、接続に使用できる継手の一覧が配管スペックから提供されます。複数の継手が使用できる場合は、パーツの使用優先順位 に基づいて既定の継手が選択されます。継手の優先順位の詳細は、「スペックを修正する」を参照してください。
ノード オブジェクト スナップを使用すると、機器ノズルに配管をアタッチできます。接続ハードウェア(溶接ネック フランジ、ガスケット、ボルトなど)は、ノズルのサイズおよびタイプに基づいて配管スペックから追加されます。
配管を追加するには、リボン、継続グリップ、スペック ビューア、ツール パレット、または plantpipeadd コマンドを使用します。
中心線から配管を作成する
配管ルートを直接作成するよりも配管中心線を作図するほうが簡単な場合があります。AutoCAD オブジェクトを使用して作図した中心線を配管および継手に変換することができます。
勾配付きの配管
配管ルートの複数の点を同じ高度で指定した場合、AutoCAD Plant 3D toolset はエルボをロールまたは短縮して適切な勾配を適用することができます。
ルートの作成中に配管に勾配が付けられたことを示す勾配記号がコンパスに表示されます。
plantpipeslope コマンドを使用すると、モデル内の配管に勾配を適用できます。