概要 - コンポーネントとバルブを配置する

配管ルートの作成時に配管の方向継手を自動的に追加することができます。配管スペックから配管コンポーネントを選択することもできます。

ルートの作成時に方向を変更すると、エルボが追加されます。ブランチを作成すると、T 字やオーレットなどの継手が追加されます。別のフランジ付き継手に接続すると、フランジが配管に追加されます。

配管継手は配管スペックで指定するか、[カスタム パーツ]ウィンドウを使用して作成する必要があります。AutoCAD Plant 3D toolset では、ブロック参照などの AutoCAD オブジェクトを配管にアタッチすることはできません。最初に Plant 3D オブジェクトに変換する必要があります。ブロック ベースのコンポーネントを作成する方法については、「ブロック ベースの配管コンポーネントを作成する」を参照してください。

注: プロジェクトの設定によっては、ANSI コンポーネントと DIN(フィートおよびメートル)コンポーネントを接続することができます。プロジェクトで ANSI/DIN 接続が可能かどうかについては、CAD マネージャに問い合わせてください。

ルートの作成時に配管コンポーネントを配置する

配管コンポーネントは、ルートの作成時に配置できます。コンポーネントは、中点およびポートの位置に配置できます。

ダイナミック入力は、スペック ビューアおよびツール パレットからコンポーネントを配置する場合、またはコンポーネント移動グリップを使用する場合にサポートされます。また、コンポーネント移動グリップを使用すると、別の配管を移動したり、基点を変更することもできます。

継手グリップを使用する

継手には、配管セグメントで使用可能なすべてのグリップに加えて反転グリップと回転グリップがあります。グリップを使用して反転および回転することで、継手の向きを指定できます。グリップの詳細は、「グリップ」を参照してください。

接続されている継手を消去する

配管または配管継手を消去すると、自動的に配置された継手およびファスナも消去されます。

選択した継手のみを削除する場合は、消去するときに[Ctrl]キーを押します。

配管継手の自動配置

配管ルートを作成して方向を変更すると、配管継手が結合部に追加されます。

ルート作成時に継手がどのように選択されるかは、配管スペックとプロジェクト コネクタ設定によって決まります。配管スペックはパーツの詳細(終端のタイプなど)を提供します。コネクタ設定はパーツの接続に使用される結合をコントロールします。詳細については、「概要 - 配管接続を設定する」を参照してください。