さまざまなコンポーネント (ポンプ、タンク、バルブなど)とライン (配管や信号ラインなど)を組み合わせることで、ダイナミックな P&ID 図面を作成し、それを基にデータ レポートの生成や編集を行うことができます。
P&ID のコンポーネントとラインにはそれぞれ、画層名、色、尺度係数、タグ付け動作、および他のプロパティがプロジェクトの一部として設定されているため、図面にコンポーネントやラインを配置するたびにプロパティを割り当てる必要はありません。
次のような P&ID コンポーネントがあります。
次のような P&ID スケマティック ラインがあります。
製品には、PIP (Process Industry Practices)、ISA (Instrument Society of America)、ISO (International Organization for Standardization)、DIN (Deutsches Institut Fur Normung e. V.)、JIS (Japanese Industrial Standards)の P&IP 規格に基づくコンポーネントおよびラインのシンボルが含まれています。
プログラムが提供するシンボル ライブラリに含まれないコンポーネントやラインを使用する場合、管理者がそれらのシンボルを作成し、プロジェクトの設定時にツール パレットに追加している可能性があります。
設計者が独自のコンポーネントやラインを作成するのではなく、既定のシンボルや、管理者が提供するシンボルを使用するようにしてください。そうしないと、そのシンボルが会社の標準スペックに準拠しているか、ツール パレットまたはレポートで利用できるかを確証できません。
P&ID 図面で AutoCAD オブジェクトを使用する必要がある場合、AutoCAD オブジェクトを P&ID のコンポーネントまたはラインに変換 できます。