AutoCAD Plant 3D toolset では、パラメトリック パターンまたはユーザ組合せモデルから機器を作成するか、別のプログラムから 3D DWG モデルを変換してカスタム機器を図面に追加できます。
機器モデルを作成するときに、そのジオメトリ情報、位置、方向、および非ジオメトリ情報(機器タグまたは説明など)を定義します。
AutoCAD Plant 3D toolset では、タンク、ポンプ、ボイラ、フィルタなどのプラント機器の 3D モデルを作成および修正できます。
機器をモデリングするときに、その物理的な寸法、位置、方向、およびその他の詳細を定義します。また、機器からテンプレートを作成したり、ノズルを追加して配管を機器に接続することもできます。
機器パターンを使用して、寸法、配置パラメータ、および作図領域の配置位置を変更するだけで独自の機器を作成できます。
たとえば、既存のパターンから、値の 1 つを変更して遠心ポンプを作成できます。左側の図では、遠心ポンプのノズル排出(PF1C)の位置が右側に 4 インチオフセットされています。右側の図は、0 インチに設定された、つまりポンプの中心にあるノズル排出を示しています。
個々のシェイプを相互にスタックし、各シェイプの既定の寸法と配置パラメータを変更してパターンを作成することもできます。
モデルで機器に直接ノズルを追加したり、修正できます。
機器を作成または修正した後は、モデルで機器を選択し、[ノズルを追加]グリップ を使用してノズルを追加できます。既存のノズルを選択し、[ノズルを編集]グリップ
を使用してノズルを修正することもできます。ノズルは、[Ctrl]を押したままにすることにより個別に選択することができるサブオブジェクトです。
組合せ機器および変換された 3D ソリッドで、ノズルを追加し、それらの位置、方向、および寸法を指定できます。
ポンプ ノズルは修正できますが、追加または削除することはできません。
パラメトリック機器では、ノズルの寸法値のみを指定できます。ノズルの数と位置は固定されています。