[一方向インジケータ]ファミリは、ルート解析中に、ルートの方向を確立するために使用されます。ルート解析の実行中、移動経路は一方向のインジケータに沿って矢印の方向に進みます。
一方向のインジケータは、目的の移動方向を示すために使用されます。ファミリはルート解析ツールで使用され、ルート解析中に生成される移動経路の線をコントロールします。ファミリには「ブロッキング平面」(青色の線)が含まれており、移動経路はこれを避けてファミリ内の矢印の方向に進むことができます。
重要: モデル内で一方向のインジケータを使用する場合は、次の規則に従ってください。
- [Width]パラメータは、ルート解析で使用されるブロッキング平面の幅を定義します。パラメータ名は変更しないでください。
- ルート解析でファミリを含めるには、[OneWaySign]パラメータを[Yes]に設定する必要があります。
- 矢印はネストされた詳細項目です。ネストされたファミリを編集すると、矢印の色と形状が変わります。[Up]は、このファミリ内の 1 方向の移動方向を定義します。ファミリではこれを変更しないでください。ファミリ内の矢印は上向きのままにします。モデルに配置された矢印の方向を変更する場合は、フリップ コントロールを使用するかファミリを回転させます。
- たとえばドアなどで、別のファミリにファミリをネストする場合は、[一方向インジケータ]ファミリを[Shared]に設定します。