部屋の下側境界の設定は、[レベル]パラメータと[基準レベル オフセット]パラメータにより行います。
部屋プロパティでは、[レベル]パラメータは読み取り専用です。このパラメータには、部屋を配置する平面図ビューのレベルが反映されます。たとえば、レベル 2 平面図に部屋を配置すると、部屋の[レベル]パラメータはレベル 2 になります。
部屋の基準レベルと下側境界との間の距離を示すには、[基準レベル オフセット]パラメータを使用します。基準レベルを下側境界として使用するには、0 (ゼロ)を入力します。基準レベルより上方に下側境界を移動するには、正数を入力します。基準レベルより下方に下側境界を移動するには、負数を入力します。
たとえば、次の断面図ビューでは次のようになっています。
正の値の基準レベルからのオフセットは、部屋に関連付けられているレベルの算定高さも正の値である場合にのみ使用できます。部屋の基準レベルからのオフセットには、関連付けられているレベルの算定高さを超える値を設定することはできません。上記の例では、部屋 2 の[基準レベルからのオフセット]は 1000 です。このオフセットを設定するには、レベル 1 の算定高さが 1000 以上になっている必要があります。