断面図ビューでの部屋について

部屋の上下の境界を視覚的にチェックするには、断面図ビューを使用します。

また、断面図ビューを使用すると、勾配のある壁や非定型の形状を持つ部屋の周長をチェックすることもできます。

断面図ビューでは、部屋の境界のグラフィック表示は、容積の計算がオンかオフかによって異なります。(「部屋の容積の計算を有効にする」を参照してください)。

ヒント: 部屋で作業する際に、平面図ビューと断面図ビューを開き、ウィンドウを並べて表示します([表示]タブ [ウィンドウ]パネル (タイル ビュー))。これにより、部屋の周長とその上下の境界を同時に参照できます。

容積の計算がオフの場合

容積の計算がオフの場合、Revit では、断面図ビューには部屋が長方形として表示されます。部屋の一部(壁、天井、屋根など)に勾配がある場合、部屋の境界はその勾配に従いません。このような部屋の表現には、実際の境界設定と容積計算は反映されません。その代わり、部屋の上下の境界の概算値が表示されます。

容積の計算がオフの場合の部屋の断面図ビュー

容積の計算がオンの場合

容積の計算がオンの場合、Revit では、部屋の容積計算に使用される実際の境界が表示されます。これらの境界には、壁、天井、屋根など勾配のある要素も含まれます。

容積の計算がオンの場合の部屋の断面図ビュー

Revit の断面図ビューでは、部屋の一部が容積計算から除外されていないかどうかをチェックすることもできます。計算からの除外は、壁に勾配があり、かつ対応するレベルに算定高さが設定されている場合などに発生します。「部屋の算定高さについて」および「部屋容積の計算に影響を与える状況」を参照してください。