ファミリのさまざまなジオメトリ コンポーネントの表示をコントロールするには、サブカテゴリを作成します。
ファミリを作成する際、ファミリがプロジェクトにロードされるときに、テンプレートによって、ファミリの既定の表示(ファミリ ジオメトリの線の太さ、線の色、線種パターン、およびマテリアル割り当て)を設定するカテゴリが割り当てられます。異なる線の太さ、線の色、線種パターン、そしてファミリのさまざまなジオメトリ コンポーネントへのマテリアル割り当てを行うには、カテゴリ内にサブカテゴリを作成する必要があります。その後、ファミリ ジオメトリを作成するときに、適切なコンポーネントをサブカテゴリに割り当てます。
たとえば、窓ファミリであれば、フレーム、サッシ、マリオンを 1 つのサブカテゴリに割り当て、ガラスは別のサブカテゴリに割り当てることができます。このように、さまざまなマテリアル(木材やガラス)を各サブカテゴリに割り当てて、次のような効果を得ることができます。
衛生器具ファミリでは、シンクをあるサブカテゴリに割り当て、取付器具を別のサブカテゴリに割り当てることができます。その後、各サブカテゴリに異なるマテリアルを割り当てることができます。
Revit では、いくつかの設定済みサブカテゴリがさまざまなファミリのカテゴリ用に用意されています。それ以外のファミリにはサブカテゴリがないので、独自のサブカテゴリを設定することができます。ファミリのカテゴリとサブカテゴリのリストは、[オブジェクト スタイル]ダイアログに一覧されています。このダイアログには、各カテゴリとサブカテゴリに割り当てられている線の太さ、線の色、線種パターン、およびマテリアルも表示されます。
Revit[次のサブカテゴリ]リストでは適切なカテゴリが自動的に選択されます。
サブカテゴリはすぐに作成してファミリ ジオメトリに割り当てるものではありませんが、線の太さ、線の色、線種パターン、およびマテリアルをサブカテゴリに対して指定することができます。
注: 検索バーを使用して、既存のカテゴリを検索します。