Revit.ini の Recent Workset List 設定

Revit.ini ファイルの[Recent Workset List]セクションには、ワークシェアされている最近開いたファイルと、開かれるワークセットを示す設定が一覧表示されます。

Config1...Config15

ワークシェアされているファイルを開くときに開くワークセットを指定します。この設定値は、プロジェクトを開くとき(およびファイルを保存して閉じるとき)に、[開く]ダイアログにあるに[開く]リストに指定されている値によって決まります。

環境設定の各設定は、Revit.ini ファイルの[Recent File List]セクションの[File]設定に対応しています。たとえば、Config1 設定は File1 に適用され、Config2 は File2 に適用され、以降同様に適用されます。Recent File List のファイルがワークシェアされているプロジェクトではない場合は、対応する Config 設定はありません。

タイプ = 文字列

有効な値:

• All(すべてのワークセット)
• Editable(編集可能なワークセット)
• Custom=guid1,guid2,guid3[,...]

  各 GUID 値は、プロジェクト内にある編集可能なワークセットのサブセットがすべて開いているときのワークセットのユニークな ID です。

注:

• [開く]ダイアログから[最後の表示]を選択すると、設定ファイルを閉じたときに、そのプロジェクトの対応する Config 設定には、All、Editable、Custom から適切な値が反映されます。
• これらの設定では、プロジェクトを開いたときに開くワークセットを指定することできません。プロジェクトを開いた後、[ワークセット]ダイアログを使用して、開くワークセットを指定することができます。

例

次の例では、[Recent File List]セクションの File2、File4、File5 はワークシェアされているファイルではないため、Config2、Config4、Config5 の設定はありません。

[Recent Workset List]
Config1=All
Config3=Editable
Config6=Custom=1acddad0-9eb5-11d4-8902-0000863de970,41f2e0cb-092e-4f75-bf65-4bfc12e232bd