Revit.ini ファイルの TagOnPlacement セクションの設定は、モデル内に要素を配置したときに、既定でタグを作成するかどうかを決定します。
既定では、TagOnPlacement セクションは Revit.ini ファイルに存在しません。ユーザ インタフェースの要素カテゴリの[タグ配置]ツールをオンまたはオフにすると、それに対応する設定が Revit.ini ファイルに追加されます。たとえば、ケーブル ラックでは、既定で[タグ配置]ツールがオフになっています。リボンでこのツールをオンにすると、次の内容が Revit.ini に追加され、あるセッションの内容が次のセッションへと維持されます。
[TagOnPlacement] CableTray=1
後で、ユーザ インタフェースでケーブル ラックの[タグ配置]ツールをオフにすると、Revit.ini ファイルの設定が更新されます。
必要に応じて、Revit.ini の TagOnPlacement セクションで次の設定を指定し、既定を変更できます。
タイプ = 整数
有効な値: 0 = オフ、1 = オン
規定値: Rooms、Areas、MEPSpaces の既定は 1 (オン)です。その他の設定の既定はすべて 0 (オフ)です。
[TagOnPlacement] Rooms=0 Areas=0 Conduit=1 TelephoneDevices=1