ビュー範囲のプロパティ

平面図ビューにおけるオブジェクトの可視性と表示をコントロールする水平面のセットを設定します。

これらのプロパティにアクセスするには、平面図ビューを開きます。プロパティ パレットの[ビュー範囲]で[編集]をクリックします。

名前 説明
上面の高さ メイン範囲の上側境界を設定します。上側境界は、レベルとそのレベルからのオフセットとして設定されます。要素は、オブジェクト スタイルで設定したとおりに表示されます。オフセット値より上の要素は表示されません。
断面 切断面より下にある建物コンポーネントは投影図で表示され、切断面に交差するその他のコンポーネントは切断面として表示されるように、要素が平面図ビューで切り取られる高さを設定します。切断面として表示される建物コンポーネントには、壁、屋根、天井、床、階段などがあります。

切断面は、コンポーネントを切り取りません。

下面の高さ メイン範囲の下側境界のレベルを設定します。プロジェクトの最も低いレベルを表示中にビュー範囲にアクセスして、このプロパティを下のレベルに設定する場合、値を[オフセット]に指定し、[ビューの奥行き]をそれより下のレベルに設定する必要があります。
ビューの奥行き

指定したレベル間の要素の表示に対する垂直範囲を設定します。

たとえば、複数階の建築物を設計している場合、10 階の床の平面図に 1 階のレベルの奥行きが設定されていることがあります。ビューの奥行きを使用して、階段、バルコニー、床穴から見えるオブジェクトなど、現在のレベルの下に見えるオブジェクトを表示します。

平面図では、ビューの奥行きを切断面の下にしてください。

天井伏図(RCP)では、ビューの奥行きは切断面の上にしてください。

構造伏図では、[ビューの奥行き]は、[ビュー方向]によって切断面の下または上になります。[ビューの奥行き]は、[ビュー方向]が下の場合は切断面の下に、[ビュー方向]が上の場合は切断面の上になります。

構造伏図で[ビューの奥行き]を使用して、メイン範囲の下に見えるオブジェクトを[背景]線種によって表示します。ビューを[ビューの奥行き]面で切断することもできます。