勾配矢印について

[勾配矢印]ツールにより、傾斜サーフェスが作成されます。

次の要素のタイプの勾配矢印を使用することができます。

たとえば、平らな傾斜の屋根を作成するには、屋根の境界の下側エッジから上側エッジまで勾配矢印を描きます。

勾配矢印を使用して作成されたフラットな傾斜屋根の例

勾配矢印を描くと、そのヘッドとテールの高さ、あるいは勾配値によりプロパティ値を入力します。勾配矢印のテールは、境界を設定するいずれかのスケッチ線上に位置づける必要があります。勾配矢印が頂点にある場合以外は、このスケッチ線を勾配設定線分として指定することはできません。これは、1 つのセグメントに対して矛盾する勾配を指定できないようにするためです。

次の例に、切妻屋根の隅棟を示します。勾配矢印プロパティは、[指定] = [勾配]、[矢尻 レベル オフセット] = 4' 0"、および[勾配] = 9"/12" と設定されます。

勾配矢印を使用して作成された寄棟屋根の例

勾配矢印を使用する状況

勾配矢印は、次の状況で使用します。