エリア タイプについて

エリア タイプは、エリアのインスタンス プロパティです。エリア タイプには、Revit でエリア境界に適用される面積計測の規則が含まれます。

エリア タイプの値は、既定に設定されているエリア スキームである[建物面積]と[レンタブル]によって決まります。建物エリア スキームには、建物エリアと外部エリアという 2 つのエリア タイプ値があります。レンタブル エリア スキームには、共用エリア、オフィス エリア、外部エリア、フロア エリア、床開口エリア、および店舗エリアという、合計 6 つのタイプ値があります。

新たに作成するエリア スキームには、レンタブル エリア スキームからのタイプ値が使用されます。

建物エリア タイプ 定義と例
建物エリア 建物の構築されるすべてのエリア。建物の外壁の外側の面より中にある全部分のエリアです。
外部エリア 建物の外壁の外側の面の外にある全部分のエリア。4 つの壁に囲まれた外庭などが該当します。
レンタブル エリア タイプ 定義と例
共用エリア ロビー、アトリウム、会議室、ラウンジ、自販機エリア、警備デスク、受付、飲食施設、ヘルス センターまたはフィットネス センター、託児施設、ロッカーおよびシャワー施設、メール ルームなど。
オフィス エリア 通常、テナントが従業員や家具を収めるエリア。
外部エリア 建物の外壁の外にあるすべてのエリア。
フロア エリア 主にその階のテナントが使用する洗面所、管理人室、配電室、電話室、機械室、エレベータ ロビー、廊下など。
床開口エリア 階段、エレベータ シャフト、排気筒、配管 シャフト、垂直ダクト、およびその周りを囲む壁
店舗エリア 小売店舗に適した、オフィス ビル内のエリア。