ブレース インスタンス プロパティ

構造用途、オフセット、位置合わせなどを変更するには、ブレース インスタンス プロパティを修正します。

インスタンス プロパティを変更するには、要素を選択して、[プロパティ]パレットでそのプロパティを変更します。

名前 説明
拘束
参照レベル 拘束レベル。
断面回転 回転する壁をコントロールするパラメータ。回転の角度は、壁の作業面と中心参照面の方向より計測されます。
ジオメトリの位置
始端延長 鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの始端を超えてブレース ジオメトリを追加する寸法です。
終端延長 鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの終端を超えてブレース ジオメトリを追加する寸法です。
始端の接合部カットバック 鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの始端エッジと、これが接合されている要素との間の寸法。接合された要素の始端のみ。
終端の接合部カットバック 鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの終端エッジと、これが接合されている要素との間の寸法。接合された要素の終端のみ。
yz 位置合わせ 鉄骨ブレースのみに適用されます。[同一]または[個別]のいずれかになります。[同一]は、ブレースの始端と終端に同じパラメータを設定できます。[個別]は、ブレースの始端と終端に異なるパラメータを設定できます。
y 位置合わせ [同一]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線を元に物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
y オフセット値 [同一]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ジオメトリをオフセットする数値。配置基準線と y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
z 位置合わせ [同一]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線を元に物理的ジオメトリの位置(原点、上、中心、下)を指定します。
z オフセット値 [同一]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線と z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
始端 y 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線を基準としてブレースの始点の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
始端 y オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの終端でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と始点 y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
始端 z 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの始端の配置基準線を基準として物理的ジオメトリの位置(原点、上、中央、下)を指定します。
始端 z オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの端部でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と始端 z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
終端 y 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線を基準としてブレースの終端の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
終端 y オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの始端でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と終端 y 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
終端 z 位置合わせ [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。配置基準線を基準としてブレースの終端の物理的ジオメトリの位置(原点、左、中心、右)を指定します。
終端 z オフセット値 [個別]で位置合わせされた鉄骨ブレースのみに適用されます。ブレースの終端でジオメトリをオフセットする数値です。配置基準線と終端 z 位置合わせのパラメータで設定された特性点との間の距離を指定します。
マテリアルと仕上げ
構造マテリアル 構造要素の非表示のビュー表示をコントロールします。コンクリートまたはプレキャストは非表示になります。手前に別の要素があると、鉄骨または木材が表示されます。別の要素によって非表示になっている場合、割り当てられていない要素は表示されません。

マテリアルの物理プロパティを変更する」を参照してください。

構造
始端接合 構造フレーム、またはブレースの始端にある接合記号(該当する場合)。
終端接合 構造フレーム、またはブレースの終端にある接合記号(該当する場合)。
カット長 物理的長さ(解析長さではありません)。これは読み取り専用の値です。
構造用途 [鉛直ブレース]、[キッカー ブレース]、[ウェブ]、[その他]を指定します。
始端アタッチ レベル ブレースの始端の拘束レベル。
始端アタッチ高さ [始端アタッチ レベル]から参照された始端の高さ。
始端アタッチ タイプ [距離]または[比率]を選択します。 ブレースの始端位置から、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端までの距離を計測する際の計測タイプを指定します。 このパラメータは、ブレースの始端位置が梁にアタッチされている場合にのみ使用できます。「構造ブレースを修正する」を参照してください。
始端アタッチ距離 [始端アタッチ タイプ]が[距離]に指定されている場合に使用できます。ブレースの始端位置から、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端までの距離を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
始端アタッチ比率 [始端アタッチ タイプ]が[比率]に指定されている場合に使用できます。ブレースの始端位置と、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端との比率(0.0 ~ 1.0)を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
参照要素に対するアタッチメントの始端 [始端アタッチ距離]または[始端アタッチ比率]の計測元となる参照梁の[始端]または[終端]を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
終端アタッチ レベル ブレースの終端の拘束レベル。
終端アタッチ高さ [終端アタッチ レベル]から参照された終端の高さ。
終端アタッチ タイプ [距離]または[比率]を選択します。 ブレースの終端位置から、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端までの距離を計測する際の計測タイプを指定します。 このパラメータは、ブレースの終端位置が梁にアタッチされている場合にのみ使用できます。「構造ブレースを修正する」を参照してください。
終端アタッチ距離 [終端アタッチ タイプ]が[距離]に指定されている場合に使用できます。ブレースの終端位置から、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端までの距離を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
終端アタッチ比率 [終端アタッチ タイプ]が[比率]に指定されている場合に使用できます。ブレースの終端位置と、そのブレースのアタッチ先となる梁の指定の終端との比率(0.0 ~ 1.0)を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
参照要素に対するアタッチメントの終端 [終端アタッチ距離]または[終端アタッチ比率]の計測元となる参照梁の[始端]または[終端]を指定します。 「構造ブレースを修正する」を参照してください。
解析モデルを有効にする 解析モデルを表示し、これを解析計算に含めます。既定ではこれが選択されています。詳細は、「解析モデルを無効にする」を参照してください。
かぶり厚 - 上面 コンクリート梁のみに適用されます。柱の上面からのかぶり厚。
かぶり厚 - 下面 コンクリート梁のみに適用されます。柱の下面からのかぶり厚。
かぶり厚 - その他の面 コンクリート梁のみに適用されます。柱から隣接する要素の面までのかぶり厚。
鉄筋量の概算 選択した要素の鉄筋量の概算を指定します。これは、鉄筋が配置された場合にのみ表示される読み取り専用パラメータです。
寸法
長さ ブレース ハンドル間の長さ。 「梁ハンドルについて」を参照してください。これは、ブレースの解析長さです。 これは読み取り専用の値です。
ボリューム 選択したブレース要素の体積。これは読み取り専用の値です。
上部の高さ

ブレースの上部へのタグ付けに使用される高さを示します。傾斜した平面の変化をレポートする読み取り専用パラメータです。

下部の高さ

ブレースの下部へのタグ付けに使用される高さを示します。傾斜した平面の変化をレポートする読み取り専用パラメータです。

識別情報
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マーク ブレース用に作成されたラベル。 通常の用途: 部材識別マーク。この値は、プロジェクトの各ブレースでユニークである必要があります。 Revit は、その数字が既に使用されている場合に警告を表示しますが、その数字は引き続き使用することができます。警告を表示するには、[警告を一覧表示]ツールを使用します。「警告メッセージを確認する」を参照してください。
フェーズ
構築フェーズ ブレース コンポーネントが作成されたフェーズを示します。詳しくは、「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。
解体フェーズ ブレース コンポーネントが解体されたフェーズを示します。 「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。